Madden22とそれまでの作品の比較 ~SuperstarスキルやX Factorスキルについて~
こんにちは 歴者です。今日もどこに需要があるかわかりかねるマッデンについての投稿を行います。
先日から行っているMadden3作品の比較に絞ったのには訳があり
Devの追加やスキルの追加が起こったことで大きくこのゲームのゲーム性が変わったことからこのことについてのみ語る場を作ってもいいかなと思っており、そのうえではスキルの種類やDevの仕様が比較安定したと思える作品間での比較がいいかなと思ったからです。
ここで投稿するスキル(SuperstarスキルやX Factorスキル)は個人的には歓迎です。
理由としては以下のとおりです。
現実におけるスーパースターと呼ばれる人たちのその普通じゃない動きをゲームの中で再現するには能力値だけで再現するのは困難だと思ってます。
A.Donaldのような早くて強くて重くてデカいだとかマホの変な体勢からでも正確なパスを投げるだとかは能力値だけでは表現できないと思うからです。
こういった選手の特徴を作るのがSuperstarスキルであり、そういったスキルを前提に戦略を構築する、対策を講じるということがゲーム性を深めていると私は思っています。ゆえに現実でろくに頑張らないチームはこうしたスキル持ち選手の在籍が少なくSuperstarの数の差は選手の能力値の差以上に大きくH2Hなどで苦戦を強いられるところにもなります。
しかし、それは現実のチームに文句をいうべきで、ゲームに文句を言うのはおかしいと思ってます。
さてMadden20(以下『M20』)からMadden22(以下『M22』)まででどのようにスキルが変わったかを書いてみます。
まずSuperstarスキルとX Factorスキルはどう違うかというと
Superstarスキルはバフ的スキルでX Factorスキルは一定条件をクリアすると一定期間強くなるというスキルです。
先日の投稿でも書きましたがM20でのそれは強すぎました。
どうM20からM21、M22で変わったか、特徴的なスキルをここで紹介します。
〇Post Elite
これはPostの動きをするプレイではWRとしての身体能力以外が跳ね上がるというものでした。
このPostの動きというのがダブルムーブで斜めに動くこともそれにカウントされるということで適用範囲が広くあらゆるプレイでスキルが発動していました。しかも確定発動
身体能力以外が跳ね上がるということで足の速さが早くならないなら?と思うかもしれませんが、RLS(リリース)という能力はWRのブレイク時にカバーCBの動きを止める能力値となっており、これが跳ね上がる為ブレイク時にこのスキルが発動していればほぼフリーになります。
そうなんです。この『確定発動』ということと『RLSが伸びる』ということがWRのElite系スキルを最強にしていました。若干バランスブレイカーと思いました。
このスキルはM21で廃止となりWRのルートによって発動するものではなくブレイクする位置によって発動するものに変わりました。
そして、M22では確定発動ではなく『8~9割発動』になりました。発動しない可能性があるということが実はいいバランス調整だと思いますが、個人的には発動条件を絞ったM21のそれで充分だったような気もします。
〇Escape Artist
これはQBのスクランブル時に即最高速度にするというスキルです。あまりに強すぎるということもあり、本スキルが発動した状態でタックルされるとファンブルしやすいというデメリットもありました。M22になるにあたってファンブルはM20ほどはしなくなりました。
え?上方修正?って思うかもしれませんが、実はM20のときは不自然なほどQBのスクランブルが遅すぎて、このスキルが無いとろくに走れないという状態でした。
このスキルがなくてもスクランブル可能にすることでスキルの優位性を損なわせたうえでデメリットを薄くするというあってもなくてもよくね?的な修正を施しました。
まぁあるとスクランブルはやはりやりやすいですけどね
〇Enforcer
M20での最強スキルエンフォーサー
MINのハリソンスミスにこのスキルがついており、オンラインフランチャイズモードの手探り―ぐで16FFという驚異のスタッツを残した原動力的スキルです。
能力は以下のようなものです。
『本スキルを持つ選手によるBig Hitの際にボールキャリア―はブレイクタックルの能力が発動しない』
いやー、このゲームやってない人には意味がわからないでしょうね
ブレイクタックルという能力値がHBやWRにはあるのですが
これはタックルを受ける際にこの能力値が高いとそのタックルをしょぼいタックル(当たり方)にしたりするという能力です。
つまり『エンフォーサーを持ってる人のBig Hitは能力値では交わせない』ということになります。
これはさらに深読みをするとHit Powerという能力値が高いと相手をファンブルさせることができるので
『Hit Powerが高い選手によるエンフォーサー持ちのBig Hitは高確率でファンブルを成功させる』
ということになります。
これがね、H.SmithやJ.Adamsについていて脅威だったわけです。まぁ全盛期のH.Smithを見るとそういう能力をつけたくなるのはわかりますが、それでもこれが強すぎた
M21ではそのまま最強でしたが、セーフティにはつけられなくなりLBのみのスキルになり(J.Adamsだけは初期スキルとして付与)
M22ではBig Hitによるファンブル率に下方修正が入ってM20ほど暴れにくくなりました。また付与もRun Suport90必要とかなりの能力が必要です。
能力の内容としては変わりはないので強いですが、つけにくくなったという形でのバランス調整ですね
M20のときにあったけどM21やM22ではなくなったというものは強すぎたとかそういう背景での排除の可能性が高いです。
バランスとしてはスキルによる試合への影響を減らしすぎないように意識した調整だったんだろうなと感じます。
個人的にSuperstarスキルの調整にはそこまで不満は無いです。
では次にX Factorスキルです
実はこっちはM20からそこまで変わってません。なんなら発動しやすくなったとかもあります。
それもそのはずでM20時代のX Factorスキルは発動条件が厳しく、またX Factorスキルでのゲームプランを立てるよりもSuperstarスキルでプランを立てる方が効果的ということがありはっきりいってM20時代は戦略には入ってこなかったですね
また、HBのX Factorスキル以外はA.RodgersについているGamblerが強すぎるってことくらいで個人的には強いとは思わないです。ということでそれらを紹介します。
〇Gambler
AI Defenders(CPU)にはINTされない
これ、オフラインだと最強なんですよ、オンラインでも〇ボタンでの選手変更ができない人相手には最強です
インコンプリートを投げるまで発動が続きますが、5ヤード以上空中を飛ぶパスを何回か成功させると発動という発動条件の甘さもありロジャースが超強くなってます。
〇Freight Train
最初のコンタクトを無効化させることができる
つまり、最初のタックラーのタックルをはがすことができる
というスキルです。
これがN.ChubbやD.Henryで発動すると発動してなくてもタックル剥がすのにさらに剥がされやすくなり止められなくなります。
発動は10ヤード以上を2回(だったかな?)で発動しにくいということもありますが、ロスタックルを受けるまで続くという能力なので一度発動すればなかなか消せません。強いです
〇First One Free
JukeやSpinがすごくなるぜ
っていうスキルです。
長くなってきたから疲れて省略しているように見えますかね?
実際そうですが、本当にこういうスキルです。
発動条件と発動期間はFreight Trainと同じですが
Jukeを使うとさらに相手Dの足が止まってしまうということでこれが発動してる最中のHBは止めにくいです。
M20時代のJukeは強すぎるということでJukeムーブ自体をM21、M22と徐々に弱体化していってますがこれが発動するとM20時代のような動きになります。個人的にはFreight Trainの方が使いやすいですが、これも強いです。
とまぁ少しSuperstarスキルやX Factorスキルを紹介してみましたが
こんなの一部です。M22になって本当に増えまくりました。
これらのスキルを読み解いてプレイブックを独自作成するというのも一つのMaddenの楽しみ方ではないかなって思います。