
~人の夢とペンで書けば儚いって読むのですね~
私がはじめて見た映画は
松田聖子さん主演の『野菊の墓』でした
当時(小学校の低学年だったかと)、聖子さんのファンだった私は、当然ながらどんな話かも知らずに、祖父母に連れて行ってもらいました
細かなことはわかりませんが
切ない恋だということくらいは、子供でも理解できました
祖父が見終わった後『泣けた』と言っていたのをいまだに記憶しています
大人になってから、何度かテレビで見る機会があり
懐かしさと同時に、悲恋の物語に、祖父の『泣けた』という言葉が思い出されます
『民さんは野菊のような人だ』
『政夫さんはりんどうのような人』
お互いを花に例え
『僕は野菊が大好きだ』
と、伝える場面
はっきりとした告白ではないものの『好き』という気持ちが伝わる名台詞だと思います
ふと、彼を花に例えるとしたら、私は何に例えるだろうか..…
それはまた後日
※東映シアターオンライン より