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重度障害と軽度障害どちらが大変?論争についての私の意見

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〜2月16日 17:00

SNSで度々おきている「重度障害と軽度障害どちらが大変?」論争。

これ、無意味です。

なぜなら、どちらにもプラスになる要素がない。


とはいえ、論争になるのはどうしてなのでしょう?

私の周辺でも似たような論争が度々起こっていたのですが、今も同じ論争が親たちの間で起こっていると知って、私の意見を一度しっかりまとめたいと思いました。

私は軽度の子の親からの相談が多かったので、軽度側からの感じたものになるかもしれません。

センシティブな内容になるかと思うので一部は有料とさせて頂きます。


食らったパンチも雪解けが必ずある


軽度障害の子が特別支援学校に入ってきたら重度障害の親たちから反発を受けた…という話しは、障害者総合支援法になってから何度も聞かされました。

「軽度の子が支援を受けたから私たちの子どもの支援がなくなった」「軽度の子は軽いんだから、支援を利用しなくても良いんじゃ?」「軽度の子に生活を乱されて困る」等々…。

軽度障害の子の困り感はあまり聞き入れてもらえず、困り感は全て「躾け」「わがまま」で片付けられていました。


でもある時期から、軽度障害の子の親たちも重度障害の子の親たちも互いに理解を示すようになりました。それは、障害の程度は違っても性質が同じで濃淡があり、個人差があると学んだからです。

これまで平行線だったものが、交わり始めた瞬間でした。


交流の中で生まれた重度障害の親と軽度障害の親の友情


コロナ禍は、重度障害の親たちと軽度障害の親たちの友情が、これまで以上に深まった時期でした。

同じような環境下に置かれた時、誰もが励ましの言葉を述べていたのです。相手を労わる言葉で多くの人が互いに結びつき、励まし合う。その過程で、重度障害の子の親も軽度障害の子の親も、子どもの姿を通じて学んだと思うのです。

そしてそれは互いに協力し合うことにメリットしかありませんでした。


重度障害のある生徒が普通高校で卒業式

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1月17日 17:00 〜 2月16日 17:00

ありがとうございます。これからもどんどん更新してゆきますので、どうぞよろしくお願いします!