介護を行う上での楽しさって何だろう
介護を行う上での楽しさは、さまざまな要因によって感じとれます。介護の仕事や役割には多くのチャレンジや責任が伴いますが、その中にも楽しさや充実感を見つけることができます。
・人とのつながり
介護者はご利用者様やその家族と密接に関わります。この関係を通じて、感謝や信頼、共感などのポジティブな感情を共有し、人間関係を築くことが楽しいと感じる要因となります。
家族間で行う介護では、今まで知らなかった癖を見つけられたり、話せなかったことを話す時間が作れたりとマイナスに働くこと以外にもプラスに働くことが多かったりします。
・役立つこと
介護者は高齢者や障がい者の生活をサポートし、生活の質を向上させる役割を果たします。他人の役に立つことや支えることから生まれる達成感と満足感は楽しみを感じさせてくれます。
さらに今後使えるであろう知識や技術も自然とついてきます。自分から学びに行くことで、介護の楽しさに触れることができると思います。
・感謝と認識
利用者やその家族からの感謝の言葉や、自分の仕事が評価されることで、楽しさを感じれることもあります。自分の尽力が利用者の幸福につながることを知ることは、やりがいを感じる要因の一つです。
ご家族や他の職員からの評価は意外と嬉しいものです。評価をしているという事は、自分のレベルが上がってきているという事になります。
さらにはレベルが上がるという事は、それだけ感謝されることが増えるということにも繋がります。
感謝されたときに、「いえいえ、そんなこと…。」なんて言わずに、「ありがとうございます。」って感謝を受け止めてあげてください。特にご家族様からの感謝は素直に受け止めてあげてほしいです。
・仕事の多様性
介護の仕事は単調ではなく、さまざまなタスクが含まれます。日々のケアや支援、レクリエーション活動、コミュニケーション、問題解決など、多様なスキルを活かすことができるため、大変な中にも楽しさが生まれます。
管理者や生活相談員、看護師、介護職員、医師など多くの職員が関わるのが介護という仕事です。全業務に全職種が関わるという事はあまりないですが、何か問題が起きたとき、すぐ相談できる様他の職種の方ともコミュニケーションをとっておくようにしましょう。そこから得られる知識や学びからも楽しさは生まれてきます。
・成長と学び
介護者は常に新しいことを学び、成長する機会があります。介護技術やコミュニケーションスキルを向上させ、専門知識を獲得すると「信頼」がついてきます。信頼されると人は自信もついてきて、人に物事を教えることもできるようになります。そういった自身の成長から他の職員を育てる楽しさも得ることができると思います。
・喜びを共有
ご利用者様が達成感や喜びを感じたとき、それを共有することができるのも楽しみの一つです。ご利用者様が笑顔で過ごすことができたり、困難を乗り越えたりしたとき、介護者もその成果を共有できるのが、介護という仕事を行う上で楽しさを実感できるところではないでしょうか。
介護というのは挑戦的で責任のある仕事である一方で、人間関係や感謝、成長、役立つことなどから楽しみを見つけることができます。それぞれの介護者にとって、楽しさや充実感を見つける方法は異なるかもしれませんが、ポジティブな要素に焦点を当てることで、楽しさを育むことができます。
在宅介護においても一人で介護していては辛いかもしれませんが、訪問介護などを取り入れておくと、担当者会議などで知らなかった一面を見ることができたりします。そういったところからご本人とコミュニケーションをとるのも楽しみの一つです。
・最後に
介護は一人で行うものではありません。一人で行っているとどうしても心がすさんできてしまいます。そうならないように介護保険のサービスをうまく使って休憩をしつつ、少しでも楽しみながら介護を行っていただきたいです。
介護ってどう始めればいい?・介護の施設選びで困ってるから助言が欲しい・施設にはどんな種類があるのか知りたい・家族で介護をしたいけどどうすればいいかわからない・介護してるけど○○で悩んでるから助言をしてほしい等で、困っている・相談する場所がわからない方々のお力になれたらなと思います。何かご相談事があれば、気軽に下記にご相談ください♪
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