ウクレレベースと弦とノイズについて
ギターやベースは、ノイズ(弾いていない弦からの振動音)をどれだけゼロにできるかにかかっていると思う。初心者あるあるで、ノイズがひどくて、聴いていられない演奏になってしまうのを避けるために、どうにか即席でもう少しまともな音を出すことはできないか。それを考えてみた。
幸い我が家には、通常のソプラノ、コンサート、テナーサイズのウクレレに加えて、ギター、ベース、バリトンウクレレ、バンジョーウクレレ、一五一会がある。昨日、バリトンウクレレのチューニングをウクレレベースと同じにして、弾いたらどうなるかをやってみた。とてもまともだ。しかし高い。オクターブ低くチューニングしなおしてやってみた。でもまだ軽い音だ。
次はギターでやってみた。私が持っているのはコルドバのミニギターだ。弦はナイロン弦と巻弦の組み合わせ。ギターの場合はチューニングはそのままで太い方から4本を弾けばいいのでセッティングは楽、何もしなくていい。バリトンウクレレをベースチューニングにした時よりは、音に重みは多少できるけど、これでは、ギターの4本しか生かしていない弾き方のように見えてしまう。それにもう少しやっぱり低音のどっしりした音色が欲しい。
ということで、私の考えた結論としては、最も理想的な金属弦のウクレレベースを手に入れたが、金属弦のウクレレベースを使いこなすには、まだ時間がかかるので、このウクレレベースの弦をもう少しノイズが発生しにくいタイプの弦に交換してみようということだ。とはいえ、あのストローというかホースのようなチューブのような弦だと低音が弱いので、もう少し細くて中身の詰まっている感じの弦を探して発注した。あとは届いたらすぐに張り替えて、ガシガシ弾いて早くチューニングを安定させることだ。2週間くらいで安定するのか、微妙なところである。でも他に方法がないのでチャレンジすることに全力を尽くすことにした。