楽器を産地に行って買うのは良い事なのかどうか
地元のお店ではなくて
例えばウクレレならハワイに行って買うとか
三線を沖縄に行ってかう
津軽三味線を津軽で買う
というのは最良の方法なのかどうか
実は私もギターや一五一会を含めると
10本以上の弦楽器を持ってますが
最後はハワイのコアロハでハワイアンコアのソプラノロングを買いたいと思ったりしています
しかしながらこれは日本には輸入されない
モデルが原地に行くとあるからです
今、私は三線をウクレレフレンズさんから
お借りしていますが、
実際に自分の三線を買うとして
沖縄に行って買うかといったら否です
理由は沖縄といま住んでいる関西では
気候が違うからです
ハワイメイドのウクレレとして
マンゴー🥭のビッグアイランドウクレレを
持ってますが、ハワイならもっとカラッと
明るい音がするとハワイ在住のリスナーさんに言われました
本来なら使う場所の温度や湿度と
同じ気候の場所で作成された楽器が
1番良いと思います
また遠くまで買いに行くと
せっかくここまで来たからと
今ひとつ気に入ったものが無かったとしても
またここまで来るのはとても無理だと思って
諦めて買ってしまうとか
もしくは旅に出た高揚感で
高いものを買ってしまうとか
しがちです
しかも先に述べたように
自分の家の環境、温度や湿度と
違う環境で作られて保管されていたものを
飛行機などで運んでくる事になります
モノにとっては温度と湿度の違いは
とても重要なのです
家に持ち帰って弾いたら100%に近い確率で
購入先で試し弾きした音とは
異なる音がするはずです
しかも環境の違いでひび割れたり
そったりします
できれば、家の近くの工房で
何年か寝せて落ち着かせた材料で
作成した楽器の方がベストです