鳳閣星の性質
前回に引き続き十大主星について解説していきたいと思います。
十大主星の伝達本能の陽の星
鳳閣星について紹介していきます
まずは中央に鳳閣星がある場合
この星の本質は、自然体で中庸を保つ冷静な心です。
物事を判断する場合でも、どちらかに偏ったり、情に流されたりするはありません。
嫌いだから冷たく扱うとか、身内だから手加減するというようなことはしません。
とてもバランス感覚の良い人。
大変優しく温かく、無邪気でおおらかな自然児で、別名「子供の星」と言われている。
あくまでも自由に生きたいタイプですから、行動を規制されたり、枠にはめられたりすると苦痛になってきます。
名誉欲や出世欲はありません。
自分に合った生活を望み、働いても働かなくても食べることには困らない宿命です。
他人の目には怠け者に見えるのかもしれませんが、このような現実離れしたのんびり感が、ギクシャクした社会の潤滑油的存在になっているのです。
欠点は、執着心がないこと、あきらめが早いこと、粘り強さに欠けることです。
これらはすべて欲のなさから出てくるものですから、夢を持つことが大切です。それも実現可能な夢を持つことです。
鳳閣星が北にある場合
長寿の星。子供みたいに世話の焼けるタイプ。
自由人でわがまま。食べたい時に食べ、寝たいときに寝るといった気ままな生活がしたいと思ています。
財力の有無に関係なく、心の世界はゆったりとおおらか
外見と違って、内面はかなり勝ち気なところがあり、せっかちです。
鳳閣星が南にある場合
自然体で枠にはまらない自由な生き方を望みます。
生涯食べることに困らないという宿命ですから、怠け者になる可能性は大
ただし、やりたいことがはっきりしている場合はその限りではありません。
困難にぶつかっても「なんとかなるさ」で楽しめる人です。
鳳閣星が東にある場合
遊び心が強く出ます。
どんなにつまらない仕事でも、あるいは日常生活の中でも、楽しくなるように工夫できる人。それが遊んでいるように見えたり、不謹慎に見えたりする場合がありますが、決して不真面目な人ではありません。
感情的にならず、常に冷静で公平な判断ができる人なので、悩みや相談事を持ち込まれるタイプです。
鳳閣星が西にある場合
趣味の広い人になります。
本質はあくまでも自然体ですから、自分がやりたいと思えば朝から晩まで動き回りますが、何もしたくないとなると、一日中ごろごろしています。
心温かい人情家。常に中立の立場で公平に判断しますから、トラブルの起こりにくい家庭になります。
自然を愛する気持ちは人一倍強い人。
鳳閣星が二つ以上ある場合
ひょめんのおおらかさなどとは反対に、とても神経質で細やかな気配りができるタイプになります。
以上鳳閣星の特徴でした
ありがとうございました。