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ときどき日記(253)「年収の壁」労働者のことなんか慮っていない

「岸田文雄首相は(略)年収の壁により『社会保険料が生ずるために就労調整することがある』と説明した。」(2023/2/1日本経済新聞夕刊3版1面)

文字面を見ると、あたかも労働者のためを慮っているように見えるが、実は、企業側が労使折半で払う社会保険料すら渋っていることが透けて見える。

記事では更に「年収が上がることで負担が生じる社会保険料などを一時的に補填すべきだと提案した。」

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