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食糧、資源、エネルギーを自分ではどうにもならない外国に依存しているのに、どーやって景気をアップさせるのだ?
地球のため、全人類、夜は戒厳令(92)
「食糧、資源、エネルギーを自分ではどうにもならない外国に依存しているのに、どーやって景気をアップさせるのだ?」
多くの党、ともすると全ての党が景気回復を公約にしている。
どーいう手段で景気回復するのか?
景気回復とは経済を今よりも回すことだ。
ちなみに2年連続で国の税収が最高を記録している。経済が回って、その果実として税収があがった。つまり景気が良くて儲かったから税収が上がったのだ。
すでに、かなりのスピードで経済が回っていたのだ。
経済を回すには、絶対に欠かせないものがある。
食糧、資源、エネルギーだ。どれひとつ欠いても経済は成立しないし、場合によっては、人類の生存が否定される。
日本は、これらの多くを外国に依存している。戦争や気候変動で十分な量を確保できなくなっている。
経済を回す原資が不足している。
一方、よしんば、その経済の原資が確保できたとて、食糧・資源・エネルギーを消費して、今よりも景気をアップさせようとするなら、よりたくさん消費し、よりたくさん廃棄物や温室効果ガス、温熱を出す。
ちなみに、地球は量的限界・機能的限界を超えたから温暖化、気候変動を招いた。
そして、日本は世界平均よりも、ひとりあたりGDPが高く、栄耀栄華しているグループに属する。よりたくさん消費し、よりたくさん廃棄物や温室効果ガス、温熱を出すグループだ。
地球が量的限界、機能的限界を超えているのだから、世界のGDPの総和は、これ以上増やせないどころか、削減していかなければならない。
日本はこれを無視して良いのか?
経済の仕組みを見直して、量よりも質の経済にシフトし、ソフトエネルギー社会を目指さなければならない。
※ソフトエネルギー社会はむずかしいものではない。
マガジンにしてある「ソフトエネルギー社会」をご参照ください。