ときどき日記(190)パワハラを正当化する判決
公文書改ざんという業務命令や、それを職制を笠に着て、つまりパワハラをもって行なわれたことで、それを苦にして自殺した元職員の奥様が、彼の上司を相手取り、賠償を求めた裁判で請求が棄却された。
裁判所がそんな理不尽な行為を
「個人的な責任はないヨ」
と認めてしまった。
組織内で不当な業務命令やパワハラが行われるのは
「違法な改ざん命令もパワハラも別に構わんし、そんな上司に給料払っても構わんヨ」
と言ったように聞こえた。
「違法な業務命令もパワハラも使い方次第だよ。あとは組織内で埋め殺せばいいのさ」
とも聞こえた。
裁判所が個人的な責任を否定し、組織内でパワハラやらを埋め殺す事を推奨するようではパワハラは絶対に根絶できない。
いち公務員がいち公務員の人生の生殺与奪をここまで握ってもいいものだろうか。
まだ勤めていた頃、最後はパワハラで潰された。
原因者には何のお咎めもなく、私は仕事もデスクも取り上げられるような形で、人事課づきで休職を続行。埋め殺された形だ。