
ときどき日記(288)行政文書の捏造や改ざんを命令されたことがある
国会は行政文書の捏造があったか否かでゴタゴタしている。
もう時効というか、やっていないので言いたくなった。
地方公務員時代、所属していた部署が第三セクターに補助金やらを打っていた。
それに対して住民訴訟が提訴された。
その三セクは県と2市で設立したもので、この3つの自治体が同時にオンブズマンから訴えられたのだ。
もちろん覚書などは3つの自治体とも同じものを持っている。
ところが県庁は、この覚書を改ざんしたがったのだ。
何らやましいところは無いし、さらに、決して無駄ではない補助なのに、県庁は煮詰まってしまい、覚書の改ざん差し替えを迫ってきた。
県庁は上級官庁風を吹かして恫喝まがいの態度だったのを鮮明に覚えている。あの恫喝を私は決して忘れることはないだろう。
役所なんて、いとも簡単に文書の捏造、改ざん、差し替えを考えてしまうのだ。
暴論だが、手書きだったら絶対に一部差し替えなどと言う小細工はできないし、少なくとも供覧という決裁を得ておくべきだった。
文書としての体を為していないものは、行政から出てきた書面であったとしても、なかなか説得材料にはならない。