見出し画像

ときどき日記(650)人ごとじゃない税金の事務処理放置

ネットをだらだら眺めていたらこんな記事にぶち当たってしまった。
人ごとじゃない。
 
8/24(土) 10:14配信東海テレビ
係長が休職し1人で処理…市職員が税金の事務処理放置で課税漏れ等発生させ懲戒処分「遅れ取り戻す作業に追われ」
岐阜県飛騨市の職員が住民税の事務処理を放置し、課税漏れなどを引き起こしたとして、懲戒処分を受けました。
 飛騨市によりますと税務課の27歳の男性主任は、2024年3月中旬からの約2カ月間に、316件分の住民税の課税額を確定させる事務作業を放置していました。
 これにより、計1000万円ほどの課税漏れなどが発生していて、市は減給10分の1・3カ月の懲戒処分とし、男性主任は依願退職しました。
 事務作業は男性主任と係長の男性(40代)が2人で担っていましたが、5月から係長が体調不良で休職したため2週間ほどは1人で処理をしていて、男性主任は「遅れを取り戻す作業に追われ放置してしまった」と説明しているということです。

 
これとは若干様相は異なるが、私が地方公務員最下級管理職の立場で国民健康保険料の徴収をやっていた頃のことだ。

異動してきた折に何らの引き継ぎもなく、手順書や何か参考になるような資料さえも残されていなかったのだ。その状態で、部下全員がそれぞれ一人専任でやっているような仕事を持っていた。各人の仕事の流れさえ全く分からなかったのだ。なかには輪ゴムで束ねた帳票や伝票を机に仕舞っている者もいて、その職員が病気休暇にでもなろうものなら事務処理が止まり大惨事を引き起こしかねないところだった。

東海テレビの記事では、減給10分の1・3カ月の懲戒処分をくらい、最後には依願退職に追い込まれたみたいだ。

正直、人ごとではない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?