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ときどき日記(643)宗教儀式で入水強要

宗教1世と2世の間ぐらいの立ち位置で宗教に加入させられていたことがある。四半世紀に亘って加入していた。

今朝の新聞(2024/8/8読売)で、宗教儀式で命を落としかけたことを思い出した。
勤めている会社の命令で川に入水させられ命を落としたというのだ。

強要する側が会社か宗教かの違いはあるが、ほとんど泳げないのに沖合への泳ぎを強要されたのだ。「死」を覚悟した。1990年いまから34年前のことだ。

この前の年、父が他界し、遺骨を散骨することになった。
加入している宗教の儀式の中で行うのだ。

しかし、その宗教団体にはボートなどはなく、また、借りてくるでもなく、ゴムボートで沖合に出て散骨するしかなかった。母、妹は乗れたが、私は乗せてもらえない。鶴の(教祖の)一声で、泳げないのに泳がされることになった。「泳げないんです」が誰の耳にも届かない。若者数人に身体をほぼ拘束されるような形で砂浜から海へと強引に連れ出された。今でも耳にこびりついている。「大丈夫ですよ。(御言葉に)逆らったらヤバいですよ。早く、早く」
結局、ライフジャケットを着けられて命を落とさずに済んだ。

宗教は怖い。教祖の御言葉を盲信し、殺人に手を貸していることに気づけないからだ。

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