ときどき日記(582)戦争に対してもの申す立場か
4月15日読売新聞夕刊「よみうり寸評」で、「米軍機による空襲と原爆投下の犠牲者は数十万人に上る」だから「国際秩序に影を落とす紛争の解決に主導的役割を果たす資格が日本にはある」という。
いささか、買いかぶりすぎやしないか。
日本は国連が定める敵国条項に規定されている国だ。所詮、国連から見て日本は敵国風情なのだ。
原爆も敵国だから落とした。自業自得とさえ思われているかもしれない。
いきさつとしては、あってはならないものであったが、日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件のおかげで、日本はアラブ諸国から感謝されているとも言われており、もし、物申せるとするなら、その立場からしか、それも中東に対してしか物申せないのかもしれない。
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