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ときどき日記(613)東北のローカル線をジグザクに北上

時刻表復刻版の旅(7)

「高崎線・上越線」この復刻版の数年後に「青春18きっぷ」で東北を東西にジグザグに旅して、最後に廃止の決まっていた「青函航路」(青函連絡船)に乗ってきた。

「高崎線・上越線」で小出まで行き、「只見線」を乗り通して会津若松まで行く。真冬の旅だったので「只見線」は最初から最後まで冬の絶景の連続だった。

次に「磐越西線」で新津まで出て1泊。ビジネスホテルに泊まった。受付風のフロントの女性の訛りが気になって仕方なかった。「ありがとうございました」の「た」が「て」になるのだ。「ありがとうございまして」

2日目は「羽越本線」で新津から坂町。「米坂線」で米沢。「奥羽本線」で山形。「仙山線」で仙台。仙台ではカプセルホテルで1泊。

3日目は仙台から「東北本線」で小牛田。「陸羽東線」で新庄。「陸羽西線」「羽越本線」で秋田。「羽越本線」は人よりも貨物が優先だったみたいで、何本もの貨物に抜かされた。秋田からは「奥羽本線」「五能線」で能代に入り1泊した。民宿に泊まったのだが、ほかに客がいなかったせいなのか、風呂の湯船の湯量をケチられ30センチしかなかった。冬なのに・・・。部屋の暖房もケチられ・・・。若者の一人旅、それも一見と分かるせいか、なめられたのだと思う。

4日目は能代から「五能線」再び「奥羽本線」と乗り継ぎ、青森へ。
青森からは「青函トンネル」完成で廃止の決まっていた「青函連絡船」で函館まで渡った。普通船室なら「青春18きっぷ」で乗れたのだ。函館で4泊目。

翌日は「青函連絡船」で青森へ戻り、弘前まで出た。ここで「18きっぷ」の旅は終わり、定期の夜行バスで帰京した。定期の夜行バスとしては確か第1号だったと思う。

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