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ときどき日記(598)おふくろは人間世界を超越した
フォローさせていただいている方に「高山唯」さんという方がいます。
いつも拝読しています。
「もしもしここは文字の国」という投稿の中で、救われる一節があったので経緯を紹介したいと思います。
私には91才になる老母がいます。要介護4で認知症もあります。
ただ、おかげさまで奇跡的なボケ方をしてくれたおかげで、足腰が痛まない限りいつも楽しそうで助かっています。
近隣の中には悪意を持って興味本位でいつも見物する人が居ますが、老母はそんなことにはとらわれず明るく振る舞っています。
高山唯さんの投稿の中に(太字は特に私が感動したところ)
「ユイはヘーゼルの自意識のなさに度肝を抜かれました。
ヘーゼルは人と自分を比べたりしません。周りに比較できるほどの量の人間がいなかったからです。
嫉妬も憎しみも、劣等感もプライドも、人間が当然持っているとユイが思い込んでいたものをヘーゼルは持ち合わせていませんでした。
ヘーゼルの時間は誰に急かされるわけでもなくゆっくり流れているので、いつでも穏やかでとても落ち着いています。」
嗚呼、おふくろにそっくりだ。
おふくろは人間世界を超越したんだなと悟らせてくれました。
ありがとうございます。