借金のカタにインフラを取り上げる中国【気になった記事のメモ】(182)
♯20241014読売朝刊12-6国際経済
○中国がラオスで電力施設への投資を増やしている
ラオスの政府債務は急増しており、借金のカタに権益を取り上げる「債務の罠」にはまりそう
○「債務の罠」
ラオスなど支援対象国を借金漬けにして、返済が滞ると債務免除と引き換えに建設したインフラなどの権益などを取り上げること
2017年、スリランカは港の運営権を中国に引き渡した
○中国の巨大経済圏構想「一帯一路」
○ラオスは資金力に乏しい
中国はここに目をつけ、手を貸し、金も大量に貸す構図だ
気がつけばラオスは経済保障上の重要度が高く、電力インフラを中国に握られる格好となった
○身の丈を超えた巨額投資で政府債務が急増している
○「いずれラオスが返済できなくなる可能性は高く、デフォルト(債務不履行)に陥れば、インフラの運営を全面的に中国が握ることになるだろう」
スリランカの二の舞
○「中国にはラオスでの影響力の拡大を通じて、東南アジア全体で存在感を高める狙いがある」
○「中国色」がますます強まり、インフラ以外でも中国企業の浸透が進む
○中国がラオスでの「成功体験」を東南アジアに横展開する
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