「幸村を討て」(今村翔吾)に出てきた病気の正体【気になった記事のメモ】(17)
※2024/5/7読売新聞夕刊4版11面
○「死の貝」小林照幸(1998)
○山梨 甲府盆地
○「その地域に嫁ぐ時には『棺おけを背負って』」
○水田などで寄生虫の卵が孵化(ふか)し、大きさ1センチに満たない貝「ミヤイリガイ」に寄生する。
寄生した幼虫が皮膚から侵入し、体内の栄養を吸い取って、繁殖を続ける。
山梨県の甲府盆地では、古来、農民を中心に悩まされ、江戸時代の文献にも記述があるという。
○患者の写真には、腹部が大きく膨れた人、栄養を吸い取られた低身長の人
○ミヤイリガイは水がないと生きられないため、山梨県では生産作物を米や麦から果樹へと転換した。「フルーツ大国になるきっかけ」