原発容量3倍にすればリスクも3倍
地球のため、全人類、夜は戒厳令(200)
「原発容量3倍にすればリスクも3倍」
「世界全体の原子力発電の設備容量を2050年までに20年比で3倍に拡大する」(2023/12/3読売新聞朝刊13版1面)と「COP28」で発表された。
気付いているのかいないのか。リスクも3倍になる。
事故れば取り返しが付かない。古くは、スリーマイル島、チェルノブイリ。日本では東日本大震災での福島の事故。
トリチウムも世界で垂れ流している。
こういったことが全て3倍になる。
CO2も発電時の燃焼に限った話であり、建設や維持管理には物的資源が欠かせず、これを全て電気だけで調達することは出来ない。特に、建設には膨大なCO2を出す。さらに、一応、人類の存続を考慮するならば、核廃棄物の処理や廃炉のことも考えなくてはならない。
核廃棄物や汚染物を無害化する技術を人類は未だ手にしていない。
従って、これらを安全に処理するためにも膨大な物的資源を要し、膨大なCO2を出すことになる。
で、だいたい、原発などグローバルサウスの国々はカネが無いから建設することは出来ない。先進国だけが電気をジャブジャブ使うためのエクスキューズだ。
死の渦に巻き込まれるに等しい。