やばすぎる貧困で培われたのは生きる力。衣食住すらねぇ

こんにちは。
私はやばすぎる貧困家庭で産まれたので今日はその事を書こうかなあと思います。
まじで放置後ネグレクトの衣食住すらない環境でした。
今ではよく生きてたな〜くらいの笑い話ですが。 
同じ環境の方はいやうちの方がやばいが！？！？！？くらいの気持ちで見てください。
もしくはゴミ屋敷あるあるでも語りましょうね、嫌ですね。

まず物心ついた時からゴミ屋敷。まじでドラマで見るようなゴミ屋敷。床というものは存在しない。
やばすぎる人間しか家にいないので掃除、片付け、衛生観念というものは存在しません。
食べていくためには様々なゴミが出ます。レジ袋にはつっこみますがゴミをまとめる、ゴミの日に出すという概念がないのでどうするかというと部屋の隅に積みます。
隅におさまらないからだんだん範囲を広げて部屋を埋めつくします。
これでゴミ屋敷の完成です。
布団はありませんのでゴミの上に服を積み重ねて、その上で余った服を上にかけて寝ます。
ゴミ屋敷で1部だけ凹んでるとことかあるとおもいますがあれは寝床です。
ここでゴキブリと共存しながら寝ます、最悪。

更には貧困家庭に常識という概念がありませんので、
・朝ごはん、昼ごはん
・歯磨き、お風呂を毎日する
・バスタオル
・服を定期的に洗濯する
という概念がありません。
のでまじで不潔極まりなかったなーとおもいます。
でも周りは優しくて普通に遊んでくれたりしてくれてたのでいじめられた記憶とかはないですね、やさしいせかい。

普段は夜１食だけでした。それでも2人分くらいのおかずが1皿だけでそれを4人で分けていたのでいつもお腹をすかせていました。
小学生の時はそんな感じで給食もあったので生きていけてました。私の地域は中学生から給食がなくなるのでいつもお昼は100円くらいで買えるなんか長いパンを1つだけでした。見かねた先生がおにぎりくれたり友達の家の人がご飯食べさせてくれたこともありました。優し〜〜

高校生になると学費と制服代だけは出すけど高校にいくための交通費、食費、携帯代、日用品は自分でがんば！というストロングスタイルだったので当然お金はなく、カントリーマアムの大袋で1週間生きるとかしてました。
当時は20枚入200円だったので昼と夜に1〜2枚ずつで食いつないだり。
もやしを買ってきて、そのままポン酢かけて食べるとかでしたね。
あとは貧困あるある代表の飲食店バイトのまかないで生きていました。
社割で有り得んくらいの価格で持って帰れたので夜食べたり。
親もそんな感じだったので疑問はもっていなかったですしバイト入れまくってたので顔も合わせていませんでした。

歯磨き、お風呂についてはほんとに概念がありませんでした。高校の頃に、毎日お風呂入ってる？て言ってくれた子がいたんです。そこで毎日お風呂に入らない事はおかしい事なんだ！！と恥ずかしく思いできる限り清潔に努めようとしました。しかし時すでに遅く歯は虫歯だらけで片方の奥歯が社会人になってからやっと行けた歯医者で抜歯した程痛かったのでずっと反対側だけで噛んでいた所顔の骨格が歪んで左右非対称になりました。
みんなは左右でバランス良く噛もうな！おねえさんとの約束だ！
ちなみにバスタオルの概念もありませんでした。高かったからかな。フェイスタオルをお風呂あがりは使っていましたので、家にあるでかいタオルはプールの着替えの時に使うバスタオルだけでした。

服を定期的に洗濯する、1度付けた下着、靴下は洗濯するという概念もありませんでした。
靴下って何回も履いてるとなんか表面ツルツルになってくるんですよ(突如ぶち込まれるいらん知識)

あとはライフラインがどれかしら止まってる事は当たり前。
水はギリッギリ止まってなかった。
ガス電気はソッコーで止まったのでちょっと水利が整えられた江戸時代って感じの暮らしをしていました。

〜ここでガス・電気が止まった場合の四季の過ごし方〜我が家編〜
みんなもガスと電気が止まった時は参考にしてください。

・春
春は余裕
過ごしやすいので特段悩む事はありません。
しかしお風呂は水風呂なので、少し寒いですかね。昼に入ればなんとかなります。
これは春夏秋冬共通なのですがお風呂は水風呂です。夜は明かりがないのですが帰宅してからしばらくすると目が慣れてくるのでなんとかなります。案外月明かりでも見える。

・夏
夏は命の危機に晒されます
基本昼間に家にいるのはやめましょう。死にます。どうしても行くところがない…という場合は頭から水を被ります。髪ビショビショのままですが気化熱でなんとかなります。
あと服着たまま浴びるとずっと濡れた服が張り付くので涼しい。
夜は夜風が涼しいことが多いのでベランダで寝ます。蚊も夜はあんまりいないのでなんとかなります。寝苦しくて寝れない場合は、ハッカ油を1滴〜2滴垂らした水を被ります。風が当たるだけでスーッとします
が、涼しいからってそれ以上いると涼しい通り越して痛いです。これはこれで寝れないのでやめましょう。
ハッカ入りの水を被って髪ビショビショのまま外で寝れば完璧！なんとか過ごせます。
あとはまあ脱水で死ぬ可能性十分あるので塩と砂糖を買っといて水にひとつまみずつ入れればスポドリもどきになるので少し生きる可能性が高まります。
熱中症になると普通に死ぬし救急車で病院いってもお金がないのでここは予防すべきです。

・秋
最高

・冬
夏ほどではないにしろ辛い季節が来ます。特に風呂。
冬に水風呂なんて修行中の僧侶くらいしかやりません。まず冬は汗をかかないので毎日は入らなくても大丈夫と判断。
ただし前髪は1日洗わないと汚らしさがでるので濡らしたタオルとかで拭く。
2日目にはさすがに全体が脂ギッシュになるので水をかけたい…が、体にかけると死にます。体を濡らさない(特に肩にかかると体の冷える率が半端ない)ように頭を前下がりに出した状態でぶっかけます。
そしてそのまま拭いてから出ます。
体を洗いたい場合は濡れタオルでふきふきするのが吉。それでも冷えるからびしょびしょでもソッコーで服を着るか毛布にくるまりましょう。
自分の体温でそのうち乾きます。

という春夏秋冬貧困ライフハック。
まじでみんないじめないでくれてサンキューな！😉👍🎶

これが普通だと思っちゃうんだから家庭環境とは恐ろしいよね。
今だったら有り得ないと思えるけど、普通にその日生きる事しか考えられないので、おかしいとか思えないのさ…。

この生活のおかげ(せい)か、どこでも寝られるようになったこと
またお金がない状況にまったく焦りません。なんなら数百円で生きなければならない状況になるとヒリつきながら生きてる…！て感じで興奮します。カイジかよ。ざわつきます。
まあ弊害として貯金という概念がなくてお金を全部使ったり、人にお金は使えるのに自分にお金をかけられなくなったりしましたが。普通にデメリットの方がでかすぎる

たまたま読んでくれた方でも、こうなる前に出来ることあるでしょ？いろんな制度を使えるでしょ？と思うことでしょうね。
そう、その通り！調べたり行政に助けを求めれば打つ手があるでしょう。少なくとも子供への支援はあったはず。
私が考えるどうしてこんなことになってしまうのかランキング
1.親(もしくは子も)が発達障害
2.親がうつ病等の病にかかっている
です。
正直未成年の子供が状況を脱するのってほぼ無理です。生きる術を親に頼らざるを得ない状況なので。
しかし親が支援や現状をどうにかしなきゃ、そのために動くという気力がない、もしくは思い至らないのです
大人になって感じましたが両親とも発達障害だろうなぁ…て感じ
かくいう私も不注意欠陥型のADHDだろうな！これ！て感じです。
未診断ですが。

今回は貧困とその生き方について書きました。
我が家は低所得家庭ではあったけど、親の趣味に使ってるからお金がないこともありました
ほんとに子供の衣食住に興味がない親っているんですよね。
もしくは自分が見えない部分は想像できない(学校生活とか、自分が仕事行ってる間とか子供がどう生活しているかが想像できない)、死んでないだけなのに育ててやったと思っている。
ただ衣食住を確保して(子供のためではなく親としての最低限の義務という考えや世間体)虐待(精神的、身体的、教育的)をする毒親もいます。
このタイプは何不自由なく育ててあげたのに！と言い衣食住を与える見返りに子供の人生を支配、コントロールしてる親が多いと思います。
衣食住の見返りを求める。子供の人生は子供のもの、と思えない。子供をいつまでも所有物だと思ってる親は毒親に該当するよなあ、と私は思います。

ただたまーに勘違いしているクソガキもいますけどね。
一人暮らししたのに仕送りをしてくれないから毒親。周りはブランド物、車買って貰ってるのに自分は買って貰えないから毒親。浪人させてくれないから毒親。ゲーム課金させてくれないから毒親。
とかね、甘えてんじゃねぇぞ…。

まあ子は子も1人の人間としての人生があるように親も親の人生があるという事を考えて、自分のことも客観的に見るようにしようねというお話。
ちなみに私の親は診療内科の先生や相談センターいろんな人に話したけど(友達には言えんかった)やっぱりやばい奴なので絶縁しましたとさ！

このタイトルに食いついてここまで読んでくれた方はきっと近しい環境にある方なのかなあと思うけど、とりあえず私たち生き抜いてきてえらい！
ここまでよく耐えてがんばった！自分を褒めながら生きましょネ…✌🏻