「草むしり」から学ぶビジネスの可能性:イーロン・マスクの哲学と共に
イーロン・マスクの本を読みました。
読書の後、ふと思い立って草むしりをしているときに、いくつかのアイデアが浮かびました。それらを皆さんと共有したいと思います。
草むしりと機械(自動)化
イーロンと機械化
イーロン・マスクは、テスラの工場を始めは、すべて機械化し自動生産をすすめた。
しかし、コストやミスを減らそうと突き詰めると、
機械よりも人間がやったほうが早くて正確にできるものが、たくさんあることに気付いた。
しかも、機械を設計する手間や時間が、ものすごくコストがかかる。
だから、
イーロンは、人間がやったほうがいい仕事と、機械がやったほうがいい仕事を見極めることに、力を注いだ。
草むしりが得意なのは、人間?機械?
イーロン・マスクはテスラの工場の自動化に注力したが、人間の方が効率的な場合もあると気づいた。草むしりにも同じことが言える。
だから、草むしりをしながら、草むしりは人間の仕事?機械の仕事?
と、ふと思った。
これを考えるために
草をむしると言う動作を分解してみた。
草というものを判断する
それが、抜いて良い草か、抜いては行けない草(野菜・花)を判断する
そっと草を掴む。強すぎても弱すぎてもいけない
根っこが抜けるように、力加減・方向に注意しながら抜く
根っこについた土を払う
抜いた草を、バケツなどにいれる
場所を少しずつずらしながら1〜6を繰り返す。
草をむしるという動作は非常に細かい調整が必要で、機械には難しい。一方、人間は直感的にそれを行うことができる。
考えてみると、これをロボットにさせようと思うと、ものすごく設計や部品などのコストが掛かりそうである。
人間であれば、子どもでもできるし、やる気さえあれば誰にでもできる作業だ。
しかも、草むしりロボットを作る、資金や時間を、火星に行くとか、新たなエネルギーを生み出すとか、人間には危険であったり、できなかったりすることなどの、より生産性の高い方へ投資するべきであろう。
AIの技術が進んで、草と野菜・花の区別はできるようになるだろうが、その技術を草むしりに使うことは、人類の限られた資源の無駄遣いである。
よって、僕の結論は、「草むしりは人間向きの仕事」であると考える。
草を「お金」に変えるには
人間向きの仕事だが、草むしりをどうしてもやりたいという人間はいない。
しかし、人間の特性上、「お金」が手に入るという人参をぶら下げさえすれば、
みんなが、よだれを垂らしながら、不眠不休で動き出す。
草を金に変える事が必要なのだ。
そして、僕は、お金は、人が幸せになるための引き換え券でなければならないと思っている。
だから、
草むしりで人を幸せにする要素
を考えてみる。
草が、空気中の二酸化炭素を土中や植物体内に定着してくれる。(地球温暖化防止)
多くのひとができる=考えたり、話したり、字を書いたり、コミュニケーションを取ることが苦手な人でもできる。年齢を問わずできる。(指さえなくても工夫すればなんとかなるだろう)
AIや機械には向いていない(上記の考えによる)。
人間のメンタル(うつ病予防)に良いらしい(多くの健康本や精神科医の先生の本に書いてあった)
自然と触れ合うことは最高の体調につながるらしい(最高の体調:鈴木祐著)
草は、堆肥になる
草は、土を乾燥させないので砂漠化に効果がある(土を育てる:ケイブ・ブラウン著)
蜂などの虫の多様性が保たれる→農業に間接的に貢献できる
老後の副業になる
庭や公園がきれいになる
人に感謝される
指が強くなる
気まずい人とも、草むしりをしながらであれば、多少、会話ができる
なんか、いいことした感じがある
終わったあとのビールが美味い
あげてみると、意外にたくさんあるではないですか?
草むしりビジネス案
草むしりは一見単純な作業だが、、これをビジネスとして展開することで多くの価値を生み出せると思う。
だから、ビジネスとして「草むしり」を考えてみる。いくつか案をダラダラと出していこう。
庭や公園、神社などの草むしりを、市や企業から依頼を受け、報酬をもらう
抜いた草を堆肥にし販売する
耕作放棄地の草刈りを定期的に行うサービスを展開し、そこで出た草を堆肥にする
抜いた草で育てた、ヤギや羊、牛で、オーガニックの牛乳や羊毛作り、商品にして販売。
福祉の面から、障害を持った人の職業選択の一つにする
3,4,5の視点から、環境(SDGs)や福祉、耕作放棄地とという社会問題への対応という新しい価値を草むしりに組み込んでいく
ああ、こうやって、想像するのは楽しい。
草むしりで、幸せになる人が増える妄想が膨らむ。
イーロン・マスクのように火星に人を連れて行き、人間の意識を守る
なんて、大きな夢は、僕にはない。
だって、僕は、地球が好きだから。
僕の好きな虫や草や鳥、そして人が幸せに暮らしていける地球にしたい。
いまだ何もなしていない僕には、何ができるのだろう。
最後まで、僕の妄想に付き合っていただいてありがとうございました。
もし、会社を経営されている方や、
僕の妄想が現実になりそうだと思った方は、意見をくださるとうれしいです。
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