うつ病を経験して気づいた、日々の自分時間の大切さ
現代社会において、うつ病は誰もが直面する可能性のある深刻な健康問題です。
私自身、かつて重度のうつ病と診断を受け、仕事はおろか、家事や自分のことすらもまともに出来なくなった自分に涙が溢れ、自分を責める日々が続いていました。
寛解してきた今思うことなのですが、私自身、自分の時間の大切さを無視した状態で、「何か」に追い詰められているような感覚で日々を過ごしていました。
頭の中で嫌な考えが反芻している状態。たぶん正気を保つので精一杯でしょう。
さらに「嫌な出来事」が許容量以上に積み重なったらとなると、貴方の心の健康を余計に害するだけです。
こうなる前に前提として覚えておいてほしいのは「日々の自分時間は真っ先に確保しよう」という啓蒙のために書いています。
この記事を通じて、貴方の心の健康を守るための参考になれば幸いです。
そもそも誰も貴方の時間なんて意識はしない
そもそも誰も貴方の時間なんて極論「どうでもいい」と思っているのが普通です。
ただの知人とか、顔見知りとかいわゆる心の距離が遠い人ではなく、心身ともに距離が近い人も同じ。
接し方や言葉遣い、心理的安全性などは各々違ってきますが、基本は私を含めて、皆「自分が1番大切」が普通です。
信用している方であっても基本的に自分が主人公であってその他の周りの人は映画やドラマで例えると
こんな感じに分類されます。
各個人「自分が主人公」である人生が前提の上で今を生きているとなると、当然、貴方の時間なんて意識なんてしないわけです。その人に言わせれば貴方は「よく出てくる登場人物かそれ以下か」の話になってくるのですから。
各個人が主人公であるという前提の上で成り立っているのがこの世界なら、いかに自分にとって最高の人生を送ることが至上命題。
貴方は対応する人によって、時間や神経を使う許容量を間違えてはいけません。
よく言われる「皆に優しくしましょう」みたいなセリフはただの建前。
適切な言葉使いと態度が出来ていれば、それ以上大きく気にする必要はなく、貴方は、自分と周りにいる大切な人に優しくすれば良いです。
日々の「自分時間」は真っ先に確保すること
日々の生活の中で「自分時間」を確保することは、心の健康を守るために非常に重要です。忙しい社会人であればあるほど、「自分時間」を意識して過ごすことが心のバランスを保つ鍵となります。
「自分時間」を持つことで精神的なゆとりが生まれ、ストレスが軽減されます。
働くだけでなく、心をリラックスさせ、自分との対話の時間を用意することで、問題解決力も高まります。
また、仕事だけでなく、家庭や生活全般においても良い影響を与えます。
例えば、毎日30分でも自分だけの時間を確保して
といった習慣を取り入れてみてください。
自分の好きなことに集中するこの時間は、心を豊かにし、ストレスを和らげる効果があります。
自分の心と向き合う「自分時間」は何にも代えがたいリフレッシュの時間です。
意識してその時間を日々のスケジュールに組み込むことで、心の健康を守りつつ、より充実した生活を送ることができるでしょう。
ストレス軽減の第一歩!日々の小さな習慣
ストレスを感じた時にすぐに取り入れられる、「小さな習慣」を作ることは、心の健康をサポートする上で見逃せない要素です。
ストレスそのものを完全になくすことは難しいですが、ストレスを適切に和らげる日々の小さな習慣を持つことで、過剰な負担を避け、心の健康を維持できます。
簡単に取り入れられる習慣があれば、習慣化しやすく、毎日の生活の中で自然と心地よいリズムを生むことができるのです。
など、これらはほんの小さい行動ですが、毎日意識して続けることでストレス軽減に効果を発揮します。
日常生活の中で心地よさを感じられる時間を作ることが、心の健康維持に繋がります。休憩の時や、ちょっとした間に軽く体を動かしたり気分転換に軽く散歩がてら外の空気を吸いにいくなどの工夫をするといいかもしれません。
忙しい中でも自分に合った小さな習慣を見つけて、心地よい毎日を築き上げましょう。
うつ病の予防と心のバランスを保つ5つのポイント
心のバランスを保ちながらうつ病を予防するための5つのポイントを意識することは、どの社会人にもぜひ取り入れてほしい方法です。心と体の健康を支える基盤となります。
とは言え、①〜⑤のことなんて言われなくてもわかっていることも多いでしょう。
健康について書かれた本にはお約束のように書かれていること。
多分「うん、知ってる」ってやつですね。
急速に発達した技術に対して、人間の身体の基本的構造はそんなに変わっていないので、自分が1番手を付けやすいところから始めていくのがいいかもしれません。
心のバランスが崩れやすい現代社会では、自分で予防的な行動をするしか今のところ手はなさそうです。「この薬飲めば一発で回復します」なんて薬は今の所まだ無さそうですし、あったとしてももう少し先の未来でしょう。
特に日々忙しい社会人にこそ、心のバランスを日常的に見直すことが、結果的に自分を大切にすることへと繋がります。
限られた時間を有効活用するために
限られた時間を有効に活用するために、人生の時間配分を策定することは、心の健康を守るために欠かせない戦略です。
毎日忙しく過ごす社会人にとって、無理のないスケジュール管理をすることが、心の安定に直結します。仕事や生活に追われる感覚を減少させて、生活にメリハリがつき、全体的な生産性と幸福感を高めていくことでしょう。
具体的な行動
24時間のうちに私たちが自由に使える時間は限られています。
もうこの時点で残りの時間は4時間。
20時間は拘束確定の状態です。
残業とかがあると、ここからさらに使用できる時間が減る。
うん、ドンドン自分の時間が減っていきますね・・・。
挙げるとキリがないのでやめておくけど、じゃあ、ここで残りの4時間を「どう使うか」が鍵となります。
そのためにも
これを続けることで、しっかりとしたスケジュール管理が自然と出来上がります。
限られた時間を有益に使うことが、心の健康を保つ上での鍵となります。
時間配分を立て、意識的に生活をコントロールすることで、心により多くの自由を生み出しましょう。
「何かおかしい」と思ったら第3者の目を使おう
心の健康を守るためには、日々の小さな習慣や計画的な時間管理が必要なのですが、心の不調を感じた際は、一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することをお勧めします。
など、人によって悩みや不安は様々ありますが、予防と早期発見が、心の健康を守る最も効果的な方法です。
専門家のところに行ったからと言って、病気のように「薬出して全快」というケースはあまりありません。ほとんどは2週に1度とか月1の要は形で通院することがほとんどです。
遠くまで行くのは結構大変ですから、なるべく通いやすいところを意識して探したほうがいいでしょう。専門家の相性がなんとなく悪いかもと思ったら、納得するまで変えても問題ないです。
最優先は「自分」だということを自覚しておこう
周りの人たちのために一生懸命になりがちなあなたは、とても優しい心の持ち主です。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。 誰かのために尽くす前に、まず大切にしなければいけないのは、あなた自身 です。
疲れたら休む、これが常識。
会社の上司やあなたの身近な人がアレコレ言ってこようが、自分が疲れていると感じたら、無理して頑張らずにゆっくり休みましょう。
貴方にとって「癒されるわ〜」ということでいいのです。
お菓子が好きなら、帰宅途中に大好きなお菓子を買って食べればいいのです。
貴方が誰かのために尽くす前に、まず自分にご褒美をあげましょう。
心が疲れ切ってまで、人に対して優しくすることはできません。
自分を優先してこそ、人に対して優しくできるのです。
心身ともに健康な状態れいられることで、周りの人たちに優しくサポートすることが出来るのではないでしょうか。
「自分なんて・・・」なんて思う必要もないです。
自分を大切にして、もっと楽しむことが大切なのですから。