会話が苦手な私が接客業を6年ほど続けてみて思ったこと。
新卒から今の会社に入って、
気づけば、もう6年の月日が流れた。
大学3年の秋まで呑気にすごしていたからか、
どこの業界にすすめばいいのか分からず。
とりあえずで参加した企業説明会でのご縁を
きっかけに、航空業界を目指すようになった。
ここにしよう、と思った、一番の理由は
なりたい自分になれる要素がそこにはある。
と思ったからだった。
『いろんな人と話ができる人になりたい。』
昔から、人と話すことがものすごく苦手で。
もっと私が上手に話しかけたりできれば、
周囲の人にも気を遣わせたりしないのにと
思い悩むことが多かった。
いろんな人と話せるようにな゙りたい。
そんな願望をもつ私にとって
航空業界はとてもきらきらしてみえた。
いつもにこやかにお客さんと接している
(ようにその時は見えた。)
航空業界の人達を見て
わたしも、いろんな人の気持ちにたてる
やさしいひとになりたいと思った。
それは私が、一番、苦手なことだったけど、
克服したいというきもちがつよかった。
そんな理想の自分になれるという
夢を抱いて、入社したものの
入社してからの3年目くらいまでは、
ほぼ、毎日やめたいと思っていた。
どう振り返っても、私にとっては辛い日々だった。
いま思い返すと悩まなくてもいいことまで
悩んでいた気がする。
結論として、
接客業をやってみても
自分が望んていたほど
人見知りは治らなかったし、
自分の本質的には、本当に合わない業界
だったと身に沁みて感じた。
そして、周囲のすべてのひとに優しく、も
相当むずかしいことだった。
無理難題のクレームを言ってくる相手にも、
それでも寄り添わないとと考えると
気が狂いそうになることもあったし、
仕事に慣れてきて、
できるサービスの枠の中だけでお客様と接して
いる自分にふと気づいたときには
相手の気持ちに寄り添えなてない
自分は偽善者だと苦しんだりしてた。
でも、うまくできないながらも
毎日悩んで、悩んで、悩みながらも
続けてみて、自分で気づけたこと。
『いや、それ、考えすぎです。😆』
拍子抜けしちゃうほど
本当にシンプルなことなんだけど
自分は、悩みすぎていたみたいだ。
昔からいろんなことを考えすぎて
力んで人に話しかけていたから、
悩まなくてもいいことを
大きく考えすきてたように思える。
人と、はなすときに、
そんなに気合いいれて話さなくてもいい。
なんなら上手く話そうとしなくていい。
悩んで自分しか見てなくて気づかなかったけど
人見知りって意外と多い。
実は他の人も頑張って話してるんだって
おもうと、ちょっと私から声をかけて
みようかなという気持ちが湧いてくる。
それに気づけたいま、
だいぶ生きやすくなっている。
強制的にでもいろんなひとと話さないと
いけないこと場所に身をおいてみたからこそ
きづけたことだし、
気づけてよかったな、と、思う。
思い描いていた未来の自分には
もしかしたらなっていないかもしれないけれど、
生きていくうえで
とても必要なことを手にした気がするし
ここまで頑張れた自分をようやく
自分で褒めれるようになれてよかったと思う。