リオの風と共に過ごした日々③:地球の裏側に面白い奴らがいます
リア友にリオの話が面白いと言われてビックリの雲です。
何かあったら、リーダーの責任になるから、出歩かずに日々を過ごせと言われます。
まあ、言わんとしていることはわからないでもないです。
そんな固いことは言ってる人と、後に射撃場で一緒に練習するとは思いませんでした。
この出張で一名スキミング被害にあったそうです。
オフィスに財布を置いて昼食から戻ると、ブラジル通貨のレアルだけが減っていると言って人もいます。
治安は良くないと、いつも周りは言ってます。
とりあえず、新聞を読んで現地の状況を把握してみましょう。
事件の記事を読みます。
リオで悪人のアジトから武器を押収したと載ってました。
バズーカ砲、マシンガン、武装ヘリ、装甲車、爆弾など写真の記事です。
日本とレベルが違いますね。
リオの犯罪組織は日本の自衛隊一個中隊と対等に戦えそうな戦力は有していそうですね。
ホテルのレストランで朝食を食べていると、正面のコパカバーナビーチを子供連れの家族やジョギングしている人も多いです。
ブラジル人は平日でも優雅に生活してますね。
ええ歳した成人男性が部屋から出ないのはおかしいのかと疑問が沸いてきました。
とりあえず、通訳の方に、徒歩圏内の安全について聞きました。
すると、ファヴェーラと呼ばれるスラム街に絶対行かないこと、このホテルの周りでも23時までには部屋に戻るようすれば問題ないと言われました。
じゃあちょっと探検しましょう。
出勤時間まで時間があるので、ちょいと正面のコパカバーナ海岸を散歩です。
ココナッツが売ってるので注文してました。
ポルトガル語でココナッツは、なんと発音するのか分かりません。
とりあえず、メニューにココナッツの写真があったので。
「This」(コレ!)と言いました。
店員さんはポルトガル語で
「dois」(ドイス。2つ)
と聞きとったそうです
2つ用意を始めました。
ナタで、実をスッパっと切るのです。
こんなもん2つも飲めないです。
人差し指を出します
関西弁で「俺1人やで、一個や!」
と言うと通じました。
ココナツミルク。
当時、それほど円安ではなかったのですが日本円で約200円ぐらいでした。
スポーツドリンクみたいな味で量は多いです
大して美味いとも思いませんでしたが、不味くはないです。
ココナッツミルクは1個でよいと話がついたのに。
店員さんが満面の笑みで2個目を持ってきました
何を聞いとるねん?
もう一個持ってきて、お金を要求されました。
ここは、逆らうと事件になるのだろうか。
新聞に「日本人がココナッツミルク代200円を請求され口論になり行方不明」とか載ると恥ずかし過ぎるだろう。
こんなとこまで来て喧嘩したくないです。
ポルトガル語で「dois」は一生忘れません。
会社に行くと、いつものように元気に「ボンジーア!」と言って歩み寄ってハグする連中がいません。
ていうか、ブラジル人は誰もいません。
なんでやねん。
みんな休みみたいです。
サッカーのある日は、ほとんどの人が会社休むそうです。
サンバの季節になると何週間も会社に来ないそうです。
マジか。。。。
私もこの国に生まれたかったぞ!
サッカーは興味ありませんが、サンバは好きです。
彼らの幸福度は高そうです。
日本人というか、アジア人は真面目ですね。
私は、この時に中国も韓国も親近感が湧きました。
マジでこの案件て終わるのだろうか。
休みの日に、日本人でリオ生活半年経過していた別チームのリーダーが観光に行こうと誘ってくれました。
バスは時速100キロ以上で坂道やコーナーをファーストイン、ファーストアウト攻めます。
道が悪い所で、ガタッと車が宙に浮き、身体が20センチぐらい浮きます。
人生でこれほど乱暴な運転があったでしょうか。
高齢女性も乗ってるんですよ。
後で、ブラジル人に聞くとリオのバスはクレイジーバスだと言ってました。
ロープウェイを乗り継ぎで行きます
断崖絶壁の山です。
猟友会で登れそうな人を約2名知ってます。
世界で有名な観光地です。
この頂上からの眺めが絶景です
爬虫類感ハンパないですね😂
休日はあっという間で、月曜日になれば出勤です。
今日はみんな居ます。
ブラジル人と一緒に昼食に行きます。
昼休み後、逃がさずに会議室に連れて来いと言われてます。
雨が降りそうです
なぜか、日本刀を持って現れました。
日本の漢字タトゥーもしてます。
漢字で「保護」という文字でした。
「護」の文字が間違えて存在しない漢字タトゥーでした。
ちょいと昼休みに歩いて探検に行きます
あっと言う間に2000文字を超えたので、続きは次回にしたいと思います。
長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。