ウィキッドを観た
劇団四季のウィキッドを観た話。
劇団四季は、
CATS
ノートルダムの鐘
アラジン
パリのアメリカ人
バケモノの子
クレイジーフォーユー
アナと雪の女王
と8つめ。初めて観た感想なので、あまりコアなことは言えない。
ウィキッドって、悪い魔女の話というイメージだったので、なんかダークヒーローものなのかな?と勝手に思っていた。
主人公のエルファバがいかにして悪い魔女になったのか、そして、もう一人のいい魔女であるグリンダとの関係性は…ということで、二人の出会いの学園生活は、とてもコミカルに始まる。恋をしたり、ダンスをしたり、思春期ならではの過剰なまでの自意識を楽しくみせるので、楽な感じにみられる。
そして、何より見せ場の曲「自由を求めて」いい曲だとは思っていたけど、ストーリーの流れもあって、上の上を超えてくる感覚で心に入ってくる!そして前半終了。
休憩時間は放心状態で、とにかくすごいものをみているという感覚があった。
後半は、どちらかというとシリアスなシーンが続き、人と人が引き裂かれていき(なんとなくコロナウィルスを思い起こさせた。)前半が愛おしかった分だけ、エルファバが追い込まれていくことに悲しい気持ちになっていく…
そしてラストは…という流れ。
やはり音楽がとても良い。
とにかく音楽は最高。力を入れたキャスティングなのか、どの役者も本当に迫力がある。
そしてストーリーにメリハリが聞いていて、飽きずに見られる。悲しい場面もあるけれど、ストーリー自体が骨太で見応えがある。
エメラルドシティやエメラルドをモチーフにした衣装が可愛い!(グッズのチャームとかも可愛かった!)エルファバの緑塗りがめっちゃ緑、ぬかりない緑!すごい!
えー…書いてみてとてもチープな感想になってしまったが、初見だと色々感じる前にどんどん進み、なかなかうまい感想を言えないな(笑)
もうチケットソールドアウトなので、これからは買えないけど、再演する際は本当にオススメ!