「魂の巫女」人を呼ぶ声1
……わ、咲いてる…!
この前植えたばかりのお花の種。
一度夜が明けて、来てみたけれど……
もう、こんなに咲いてる…!?
やはり…おかしい…
お祖母様。お祖母様、
なぁんや、エイラよ…
今日も、笑顔じゃなぁ どうしたのじゃ?
お花が、もう咲いてるの
植えたばかりなのに、すごいの!
そうかい、そうかい。
エイラは、 もう、立派じゃなぁ
わしももう、教えることなど、
ないのかも、しれぬな
エイラね、お祖母様だいすき!
すきなの、すき!
わしも エイラが 人を好きになるときが
楽しみじゃあよ のう エイラ?
エイラは お祖母様 だいすきだよ
みんな かわいい すきなんだよ
そうか 時にエイラ
お祖母様、どうしたの?
エイラ ここだよ
おっと いけないねぇ
最近目が 年を取るのは はやいのぉ
エイラ こっちへおいで
うん!
エイラ よく聞くんだよ
絶対に 何があっても
生命を恨んでは いけないよ
お前は 特別な子 特別なんじゃ
もう 何年になるか お前が生まれた時―
「祟りじゃ!!災いを呼ぶ汚れの血め!!
即刻焼き祓え!!孫など!!孫などと!!」
白銀の髪は!!我らの血は!!どうした!!
違いますよ…ちゃんと…!
ほざけ!!お前など!!この!!呪いじゃ!!」
この先は 覚えていない。
私は エイラ 清き神社の巫女 その末裔
代々引き継いできた 魂の巫女の力は
確かに 私の血に 流れている。
それでも それでも この力は
巫女の力は 私は おかしい!!
こんなの 望んでいない 生まれた時から
私は ここで生まれたの
‐何処で
この力は 人を守る為
‐何故に
強くなるの ‐なんの為に
ーーー誰の為に!!!!
⚠?え??い?ら■
私はエイラ ーーー優しいーな
エイラ エイラ その ー
神社のーー巫女 の ー
‐誰■□貴方は:
■まえは□だーれァー
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