買って良かった文房具 (2023年上半期)
2023年も折り返しということで、今回は上半期に買ってよかった文房具をランキング形式で10個紹介していきます。
ちなみにサムネの画像に写っているのが上半期に購入した文房具たちです。
10位 カヴェコスペシャル 伊東屋限定色
6月上旬に販売された限定色なので記憶に新しいです。落ち着いたブラウンとゴールドメッキの組み合わせが想像以上に渋カッコよくて、観賞用として最適だったので10位に選びました。
通常色や他の限定色は安定感のある書き心地で定評がありますが、今回のオリーブブラウンはキャップがカタカタと鳴る不具合が発生したため、現在は公式が新品との取り替えや販売中止の措置を行っています。実際、自分の物もキャップがカタカタと鳴りますが元々観賞用として購入したものですし、交換の手続きを行うのもめんどうなので交換はしないつもりです。
9位 プラチナ ダブルノック
プラチナが販売していた廃番シャーペンです。当時の販売価格は500円ということですが、500円とは思えない作りの良さです。書き始めは普通にノックしてペン先を出しますが、使い終わったらサイドのボタンを押してペン先を収納するという、一風変わったダブルノック式が搭載されています。
書きやすさは中の上という感じで、(当時価格)500円のシャーペンの中ではかなり書きやすい印象です。芯折れ防止の仕様なのか不具合なのか分かりませんが、強い筆圧をかけて書くとペン先が沈むのでそこだけストレスに感じました。
8位 PILOT 2+1
黒・赤ボールペンと0.5のシャーペンが搭載された廃番の多機能ペンです。噂によれば世界初の多機能ペンとのことですが、ZEBRAのシャーボXという多機能ペンもほぼ同時期に発売されていたようで審議は分からなかったです。
直線的な金属ボディと、食刻加工がデザイン的にバランスがとれていてめちゃくちゃかっこいいと思います。ペン先のブレもほとんどないので、文房具界隈ではかなり高い評価を受けている印象です。
2+1は複数回マイナーチェンジを行っているようで、初期型の初期型(ペン先が丸い、0.5が彫られてる)/初期型の後期型(ペン先が丸い、0.5が食刻)/後期型の初期型(ペン先が細い、食刻)/後期型の後期型(ペン先が細い、食刻ではなくプリント)の大きく4つに分けられると思っています。かなりややこしいので2+1についてまた別の記事でまとめたいです…。
古いペンということもあって、不具合は多いように感じました。ノック感がかなり固く、ノックしても芯が出ないことも多々ありました。個体差も激しそうですが、壊れてしまうんじゃないかと不安になるので実用するには不向きなペンだと思います。
7位 Pelikan M205 デモンストレーター
透明軸とシルバーの金具の相性が良く、特にペン先を収納した時のデザインが最高です。ペリカン万年筆が誇るピストン式吸入機構をかいま見ることができたり、インクの残量がパッと見でわかるという実用性の面でも優れています。
お値段はAmazonで14,000円ほどでした。ペリカン万年筆の中では安価な部類に入るので、ペリカンデビューを考えている方は1本目にこちらを選んでみるのも良いと思います。
6位 エボナイト/セルロースグリップ
グラフ1000用のカスタムグリップです。F3グリップと比べて凹凸がない分、より直線的な見た目になってカッコよくなりました。ペンの持ち方によって好みは別れると思いますが、手に触れる部分がフラットになったことで握りやすく筆記に集中しやすくなったと感じます。
↓過去記事で詳しく紹介しています
5位 Pentel PMG
昔から欲しかった廃番シャーペンだったので、比較的綺麗な品を購入できて良かったです。
グラフペンシルシリーズ唯一のキャップ式になっていて、製図用シャーペンの折れやすいペン先を守る役割を果たしています。
軽量ボディのおかげでスラスラ書けますが、軸が細いので好みは分かれそうです。
4位 Pentel グラフ1000forpro 旧型
0.4mmの旧型です。今までは現行モデルのグラフ1000forpro 0.4mmをメインで使っていたのですが、巡りで安く購入できたので世代交代しました。
旧型の特徴としては、値段シールのデザインや塗装の強さ、F3グリップの握り心地などが挙げられます。現行と並べて比較すれば違いは感じますが、正直そこまで大差はありません。
旧型でも安定の書きやすさです。
3位 Pentel P385
グラフギア800とも呼ばれている、海外限定のシャーペンです。日本では、基本的に逆輸入を行っている一部の店舗またはオンラインショップでしか購入できません。
そんなP385ですが、日本で販売しても売れそうなデザイン性と書きやすさを持ち合わせていました。
グリップにはぺんてるお得意の金属×ラバーのF3グリップが採用されています。カラーが白ということもあってポップな印象を受けました。グリップ部は少し太くなっているので、握りやすさも優れています。
内部機構にはぺんてるのシュタインやオレンズと同じ機構が使われているので、ぺんてるらしい書き心地を味わうことができます。スマッシュやグラフ1000に並ぶくらい書きやすいシャーペンだと思います。
2位 sot トライアングルペンケース
2021年の12月頃に80個限定で販売されていたペンケースです。定価は17,500円くらいだったと思います。当初は筆箱に2万弱もかける勇気がなくて購入を断念したのですが、それ以降ほとぼりが冷めることがなく、今年になってプレ値で購入しました。結果的に定価以上で買ったことになるので、本当に欲しいものは早めに買った方がいいという教訓を得ました…。
横から見ると三角形になっています。デザイン、機能、素材などここでは語りきれないほどの魅力が詰まっていると思います。
トライアングルペンケースの魅力や中身について、前回の記事で綴っているので良ければそちらもご覧ください
1位 PILOT 細字4色
PILOTから出ていた廃番多色ボールペンです。黒、赤、青、緑のD1リフィルが搭載されています。先程のトライアングルペンケースと同じく、デザインや機能、素材などバランスのとれたクオリティです。当時の定価より高値で購入しましたが、クオリティの高さに感動したので1位に選びました。
直線的な金属軸は、ぺんてるのスマッシュと同じくらいの細さになっていて持ち運ぶ際に嵩張りません。また、ノック部ひとつでペン先の出し入れが可能な振り子式が採用されているので使い勝手もとても良いです。
余談になりますが、PILOTの多色・多機能ペンは、廃番も現行品も使いやすいものが多い印象があります。インクの品質も良いので外出時に多色・多機能ペンを 持ち歩く際はPILOTのものを選ぶことが多いです。
という感じで、上半期に買って良かった文房具ランキングでした。狙ったわけではないのですが生産終了品や限定色が多くなってしまったので、あまり参考にならないランキングになってましたね…。
3,000字を超える長編になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?