「くるま」を高台に避難させる場合の注意点
前回はくるまの水没を防ぐための方法についてまとめましたが、今回は「くるま」を高台に避難させる場合の注意点について考えてみます。
くるまを高台に避難させる場合には、以下の点に注意する必要があります。特に避難させる高台の選定は十分に検討する必要があります。
適切な高台を選ぶ
高台の選定には、地図を確認し、洪水や津波などのリスクが低い場所を選ぶことが重要です。また道路の状態も確認し、適切なアクセスルートを確保することが必要です。道路の幅が車幅ほどしかないルートなどは運転になれていないと高台から下りれないことにもなりかねないため注意が必要です。また山沿いの狭いルートでは、豪雨や台風の影響で木々の倒壊や土砂崩れで道路が塞がれる危険性もあります。急な周辺環境の変化や天候の変化で身に危険を感じたら、命の安全を最優先にした行動をとるようにしましょう。
高台周辺の駐車スペースを確認する
高台への避難を考える場合、多くの人が同時に避難しようとする可能性があるため、駐車スペースに余裕がなくなることがあります。避難先周辺の駐車状況を事前に確認し、適切な対策をとることが必要です。高台へくるまだけを避難させた後、一旦自宅に戻り避難所などへ家族との避難が必要になる場合もあります。高台の駐車スペースが十分にない場合、出入り口付近や高台へのルート途中にくるまを駐車してその場を離れると、他のくるまの通行に影響がでることから、高台周辺の駐車場スペースには注意が必要です。
車両の点検をする
高台に避難する前に、車両の燃料やタイヤの空気圧、ブレーキなどを点検し、必要ならば補充・調整を行いましょう。また、予備のタイヤやツールなどを用意しておくことが重要です。
情報収集を怠らない
避難する際には、気象情報や災害情報などを適宜確認し、最新の情報に基づいて適切な判断を行うことが必要です。また、避難先周辺の状況についても、情報収集を行い、適切な対応を行いましょう。
まとめ
・高台にくるまを避難させる場合は、安全面を十分に考慮し、慎重に判断を行うことが重要です。また、くるまの点検や避難先周辺の状況確認など、事前の準備を十分に行うことも大切です。
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