「豪雨の予感」第25話(水害被害ストーリー)
「そっか、よかった。雨止んで電車動くまでは学校おりや、そこの学校が一番安全やから」
「うん、毎朝前髪乱して通うだけのことはあった」
「災害はいつ起きるかわからんからな。うん、大阪の町が海の下やった何千年も前から上町台地は陸地やったんやから、豪雨くらいでは冠水しないはずやで、そこいたら大丈夫」
「うん、それよりもお母さんと健斗が心配やわ」
「うん、これからどれくらいの降るかわからんけど、在宅避難することに決めたとこ。避難所は鴫野小学校になってるんやけど、さっき健斗が言ってたとお