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Vol.2-「令和5年6月豪雨での取手市双葉地区の水害被害」インタビュー

牛久駅方面から6号線を辿り双葉地区に入りました。舗装のされていない道沿いに地面よりすこし高くなっている家が目にとまり、くるまの前の男性に声をかけて水害の様子をお聞きしました。

あんなに冠水したのは初めての経験でした

「3日の朝、この道と裏の田んぼ一帯は奥の用水路まで冠水していました。あんなに冠水したのは私自身初めての経験でした。前日の2日は雨は降っていたんですが、夜中になって豪雨になりました。雨雲レーダーではこのあたりは数時間ずっと赤色になっていて張り付いていました。線状降水帯だったんでしょうね、ここは家も駐車場も地面からだいたい50cmくらい高くしてるのでうちは水害の被害自体はありませんでしたが、この辺り一帯冠水していました。あれだけ降ったのは経験ないですし、排水も追いつかないでしょうね。実はこの双葉地区はこれまで何度か冠水したことがあって、台風のシーズンになると冠水自体は珍しいことではないんですよ、特に向こうに幼稚園があるんですが、あのあたりはよく冠水してます。土地が低いんでしょうね」

「避難しなくても大丈夫だとは思ってました。といってもこのあたりは高台らしいところはないので、わたしは2階に逃げることにしてます。数日は大丈夫なように、食料や携帯トイレを1、2日分備蓄しています。後から聞いた話では、6号線のバイパスが高架になってるところがあるんですが、くるまでその高架に避難されていた方が何人かいらっしゃったそうです。」

「今回の冠水だったら水没したくるまは数十台はあったと思います、4日には水が引いて午後には通行止めが解除されたんですが、その前後でレッカーがきてくるまが運ばれてました。水没したくるまだったんだと思います。わたしのくるまはRV車ですがそれでもこの道にとめてたら、フロアのレベルあたりまでは水に浸かってたと思います。そこまで水が来るとフロアの下を通ってる電気系統がやられるか、フロアの中に水が入ってしまって、被害が出てたかもしれないですね」

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