模擬授業って何すればいいの
今日は私の32歳の誕生日です。おめでとう、私。
先日、そんな私にちょっと気の早いプレゼントのごとく、とある大学教員公募の書類審査突破の連絡が舞い込んで参りました。書類審査突破は現本務校に次ぐ二回目の経験で、電話口でアワアワしているうちに予定は決まり、二週間後に面接が決まりました。
……厳密に言うと、「第一次、第二次審査」が決まりました、との連絡でした。頭の中で応募要項を思い出します。…………確か、「模擬授業」って書いてあったなあ…………。何を隠そう、熊橋そら子(の中の人)、模擬授業の経験が皆無なのです。それらしきことすらやったことない。非常勤講師から含めて考えると、私はある程度の年数を大学教員として過ごしてきました。が、それが上手くいってきたのは恩師がとってもとっても偉い人で、とってもとっても社交的な人だったおかげです。上手いこと私を色んなポジションにねじ込んできてくれたからです。というわけで、私は初めての模擬授業を前に戦々恐々、どうしたらいいのかわからずに怯えております。
とりあえず、誰かが何か書いてくれているかも! と思って note の中で「模擬授業」と検索をかけてみました。うん、多くはないけど少なくもない数の記事が出てきます。大学教員公募に関するものもいくつかある。お金を必要とする記事が多いので(そりゃそうです、これはお金を払ってでも手に入れたい、価値のある情報ですから)、後でクレジットカードを引っ張り出してきて確認しようと思います。良い時代ですね。怖いことには変わりないけど、少しでも指針があれば楽になりそうです。
今回私が受けた大学は、そんなに規模の大きくない、そんなに偏差値の高くない、ちょっとだけ都市部から外れた大学です。私の母校は、規模の大きい、偏差値のまあまあ高い、郊外にあるような大学です。さて、求められているのは何なんだろうな。いくつかの記事を参考にすると、専門のレベルというよりも、恐らくは私の持っている(なけなしの)知識を、応募先の大学のスタイルに合わせられるか、という部分かもしれないですね。そうだとしたら、どうしようかなあ。二週間。何ができるかなあ。
困ったなあと思いながら、ひとまず本を数冊引っ張り出してきました。どうしよう。どこから始めたらいいかすらわからず、この記事の執筆に至りました。どうしましょうね。誰か、指南のほど、よろしくお願いします。あるいは、応援のほど、よろしくお願いします。よしなに。