テニスサークル運営のノウハウ(3)
コート抽選申込みの工夫=ロボットの利用
私たちが使っている公共のテニスコートの抽選申込みは、なぜか、投票可能数がとても多く、全部の申込み権利を使おうとすると、入力回数が増えます。特に「組織票」を有効活用するため、データを集約してまとめて入力をしています。ところが、トータルの入力回数とそれにかかる時間が膨大になってしまうため、とうとう、知合いのSEさんに頼んで、ロボットを作ってもらうことにしました。UiPath という RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)です。数万円のお金はかかりましたが、おかげで、毎月の操作は非常に楽になりました。
壊れやすいロボットに悩まされています
ところが、このロボットが、壊れやすいのです。もともと、無償のアプリ(ベータ版が公開されており、無償で使えます)のため、勝手にバージョンアップされてしまい、その影響でロボットが動かなくなったりします。更に以下のような色々な状況でロボットが壊れるのです。
Internet Explore 上で動くように作られていたため、Microsoftがサポートを止めて、Edge に切り替わった時には、Edge上で動くように作り直してもらう必要がありました。
入力用元データを格納してあるExcelを、Office2013 から Office2021 にUpgrade した時にも、一部修正が必要でした。
コロナの影響で、申込み画面に、確認・承認用のページが追加された時に、対応が必要でした。
なかなか難しい面もありますが、便利さは捨てがたいため、何とかメンテナンスを続けていけるようにしたいと思っています。
実は、一連の記事の中に、有料部分を作らせて貰っているのは、このメンテナンス費用をカバーできたら良いなと思ってのことです。ご協力いただけたらとても有難いです。