理想の組合せ表を求めて(3)
バランスのとれた、2面用組合せ表の模索
以下、復習も含め、理想の2面用組合せ表を模索する流れをまとめ直します。(2面のコートを、コートA、コートB とします)
理想の組合せ表とは何かについて、以下の条件を定義しました
連続の休みは無し
連続のプレーはなるべく少なく(人数にもよるが、例えば3回まで)
プレーの回数は全員が、ほぼ同数
毎回、パートナーは異なる
一緒に休む人も、なるべく変わる
定義した条件を満たしているかチェックする仕組み(表)を明確にしました
出場回数表
パートナーマトリックス
対戦相手マトリックス
今までは、既存の組合せ表などから、3つの表を作ってみて、その精度を検討 ➡ 今後は、ゼロから、新しい組合せ表を試作することになります。その流れは以下の通りです。
まず、仮に「休み」対象の番号を決めて、条件の1~3が大体満たせるようにします。その時、出場回数表に書き込んで(入力して)記録していきます。
次に、パートナーマトリックスに入力しつつ、対戦相手マトリックスがどんな様子になるかを調べます。両方のマトリックス入力時の、試合番号は、1A = コートAの1番目の試合、3B = コートB の3番目の試合 のように記入します。
対戦相手マトリックスのダブリに気付いたら、コートA と コートB の間で、対戦チームの入れ替えをしてみます。これでダブリが消える可能性があります。
それでも対戦相手マトリックスのダブリが残ったら、パートナーのメンバー選定に戻り、変更後どうなるかを調べます。
これを繰り返します。無理があり過ぎると判明した場合は、1に戻る必要があり得ます。
回数が増えると、ダブリも増えてきます。対戦相手マトリックスの方が、早く埋まり始めますので、辻褄のあう組合せが見つからなければ、パートナーマトリックスを優先します。
やがて、パートナーマトリックスも埋まり始め、もう良い組合せが無さそうだったら、逆に、対戦相手マトリックス に空きで残っているマスを見て、パートナーを決めていったり、休みの人との入れ替えも検討したりします。
このようなやり方で、理想に近い2面用の組合せ表を作ろうとしました。従って、以下が言えます。
試行錯誤に膨大な時間がかかりました
プログラムを走らせて探すことも可能かもしれませんが、そのスキルはないので、ひたすら試行錯誤をしました
数字を当てはめながら、色々試して、毎回の分を進めていったので、出来上がった組合せ表がベストとは言えません。他にも条件を満たすもの、そして、更に良いものもあり得ますので、その点はご理解下さい。
2つのマトリックスへの入力はややこしく、注意が必要でした。間違いもあり得ますので、ご指摘いただけたら有難いです。
2面10人~14人用の組合せ表
以下の表を、上記の流れで作ってみました。
2面10人用
2面11人用
2面12人用
2面13人用
2面14人用
以下のテニス組合せ表 (2面xx人用)について、組合せ表 に加え、パートナーマトリックス と、対戦相手マトリックス とを表示していきます。
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