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#29 無意識の思い込みで大切な人を傷付けないために

会話のきっかけとして「血液型は何型ですか?」と聞いたり、聞かれたりすることはありませんか?

ただいま新しい人間関係の構築をしており、久しぶりにこの質問をされてヒヤッっとしてしまいました。


血液型にまつわるエピソード

こちらにしてみれば人間関係の構築中に(そうでなくてもですが)聞かれると困惑するのですが、聞くお相手の方にしてみれば、人間関係の構築中だからこそ、血液型を聞いてまさに『型』にハメて「さくまるという人は、こういう人に違いない」という前提をもって関係を築きたいのかもしれません。

戸惑いながらもB型であることを伝えると、
「やっぱそうなんだー!会った時からそうだと思ってた。私B型の人大好きなの!」
と思っていなかった好意的な反応を頂けましたが内心複雑ではあります。

続けて、自分は何型だと思うか?と聞かれて、さらに困惑。私は出会った人の血液型など考えないのです。偉そうなこと言っちゃいますが、その人自身と向き合うために血液型なんて知る必要はないし、知ったところで対応を変えたりもしないし、、、本当になんと答えてよいやら。。。

無意識の思い込み

血液型の話で盛り上がった経験がある方もいらっしゃると思います。
こういった「B型ならこうだろう」という「無意識の思い込み」のことを「アンコンシャスバイアス」と呼ぶそうです。

アンコンシャスバイアスの他の例とすると、

・単身赴任と聞くと父親がしているものだと思う。
・男らしく、女らしく、と思うことがある。
・世代、学歴で相手を見ることがある。

などとあります。

これは脳の仕組みでもあるそうで、完全に無くすことはできないそうです。
個別個別の案件にいちいち脳みそ使えないんですね。カテゴライズした方が覚えやすい、ということだと思います。

血液型の他にも

私が困惑するものとしては、先ほど例に挙げたものだと学歴があります。

これもね「同じ大学ですねー」とか「東京だったんですねー」とか共通の話題として質問する分にはいいんですけど、
「え!◯◯大学なら□□□だよね?!」
とか、
「え!◯◯大学で、なんで△△なの?!」
みたいな反応をされるとすごく傷付きます。無駄に自己肯定感も下がるし、大学名で人を判断するのはやめてほしいーと切実に思います。


知ってるか知らないかで雲泥の差

大なり小なり、他人のアンコンシャスバイアスによって傷付いたり困惑したりした経験がある方は多いと思います。

それってアンコンシャスバイアスだったんだ!

と知ってると知らないとでは大違い。

自分の言動で他人を傷付けたり迷惑をかけたりしているかもと振り返り、気持ちの良い人間関係を築いていきたいですね。

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