つぶやき日記1️⃣0️⃣6️⃣
仕事に父のお見舞い。
凄く疲れている。
ぐっすり眠れたらいいけど
いつ急変の連絡がくるかわからないから
ほんとは駄目だけど仕事中も
眠る時も携帯すぐとれるようにしてる。
だから夜中何度も目が覚めて
一日中ボーっとしてる。
中々この日記も更新できない。
そんな中思い出したこと。
わたしの両親はいつも喧嘩してて。
ある日突然母が育児放棄だけでなく
家事放棄まで始めた。
小4の朝。
寝てるわたしの布団をはぐって
"弁当作れ"
父の一言からわたしの日常が変わっていく。
包丁、鍋、フライパン、調味料、材料…
台所に立たされたものの
どこに何があるのか、何が必要か、
どう使えばいいのか、
どうしたらおかずというのができるのか
わからない。
仕事に行く準備をする父。
お腹空かせた妹弟。
事態が飲み込めぬまま焦るわたし。
母がやってたことを思い出しながら
恐る恐る握る包丁。
冷蔵庫にある物を切る。
ちくわ、きゅうり、漬物、豆腐、ネギ
後なんだったっけなあー。
さて、今度はガスの使い方がわからない。
そしてどれに火を通すかも。
味噌汁らしきものを作って妹弟にだす。
そしてお弁当作り。
お弁当の中味は多分蓋開けらないくらいの
悲惨なおかずになってたと思う。
朝夕の食事作りから始まり
掃除、洗濯が当たり前になってく。
起きてこない母。
どうして?の日々だったけど
父の不味い筈のお弁当を
"ありがとう、美味しかった"
という言葉で頑張れた。
急な来客にも対応できるし
今はそれが凄く役に立ってる。
何が幸いするかわからないね。
今となっては、大切な思い出。