プログレッシブ歩き遍路・2002年 ⑫ 徳島
5月15日
朝は8時くらいに、いつもより大分遅く起きる。
エコーと缶コーヒーでゆったり過ごす。
今日も特に予定はないのでどう過ごすか考える。
やっぱり図書館に行こうかと決まり、腹ごしらえ。
近くのほか弁に行き、なぜか豪華に2人でステーキ弁当を買って食べる。
その後またまたチャイと雑貨の店に行きチャイを注文してのんびりした後出発する。
図書館に着いたが今日はひたすら音楽鑑賞することにした。
世界の民族音楽シリーズのCDを聴き込み、その後なぜか一枚だけあった松山千春も聞く。
夕方6時まで図書館で過ごした後、昨日と同じように500円で温泉に入った。
そしてセルフのうどんを食べて寝床を探す。
流石にこれ以上バスには居られないので、近くの駅で寝ることにする。
終電が過ぎるまでエコーと缶コーヒーで友人Sとうだうだと過ごす。
突然近所に住むというおばちゃんが巻き寿司を持ってきてくれた。
遍路の格好してるだけで、一日怠惰に過ごしている俺らにそんなことをしてくれてありがたいのと申し訳ないのとで複雑な気持ちになる。
うどんで腹一杯になっているので明日の朝食にする。
暇なので小学生の時から淡い恋心を抱いていたような抱いていないようなAさんに電話してみる。
突然の電話にもかかわらず楽しく話せたが間違いなくAさんはなぜ俺が電話したのかわからず戸惑っている感じがある。
そして俺もなぜ電話しているのかよくわからず、よくわからない会話を楽しんだ。
友人Sが彼女とニヤニヤ電話するもので俺も悔しさから電話してみたが訳のわからないことになって終わるだけである。
もういいやとエコーと缶コーヒーに癒され、終電も過ぎた駅のベンチに横になった。
特に何もない1日であった。
寝た。