人生観が変わったとき
私の人生観が変わったのは、21歳の時。
股関節に持病がある私は21歳の時に一ヶ月寝たきりになる手術を経験した。
子供の出産の時より痛かった。
たぶん、人生で一番痛い思いをしたと思う。
生きられる事は当たり前じゃないと思ったのは、この時の入院がきっかけだ。
都内の大学病院には大変な病気の方ばかり入院していた。
生きたくても生きられない人を見た。
病気の人は色んな事を我慢して生きている。
その時、思った。
生きられる事ってすごいこと。
感謝して生きなきゃいけないなぁと。
それからだと思う。
小さなことにも感謝出来るようになった。
小さな事にも有り難いと思える気持ちが芽生えた。
痛かったけれど、あの手術は私にとって、とても大きなものだった。
こんなふうに生きられるようになる為に、なくてはならない手術だったんだろうとさえ思う。
今を噛みしめて生きていきたいと思う。
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