平気ぶる
昔から平気じゃないのに、
平気って言ってしまう子供でした。
本当は平気じゃない、辛い、しんどいって言いたいのに。
けど、言わなかった。
人に気を遣う子供でした。
もっと色々吐き出したいのに、我慢してしまえばいいんだと考える子供でした。
本当は辛い気持ちを大きい声で言いたかったはずなのに。
でも、言えなかった。
大人になった今でも、自分の気持ちを吐き出すことが苦手です。
私は喜怒哀楽の「怒」を表すことが極力苦手です。
台詞で、
「平気じゃないときは、平気ぶらないで」と
いう言葉に物凄く反応してしまいました。
私、出来てないやって。
一番近くに居る人には、言えた方がいいはずなのに。
だから、これからはなるべく、
「平気じゃない」って言うようにしたいと思いました。
それは、大切な人に対して、誠実でいることになるのかもしれないと思うからです。
我慢して言わない方が相手に対して、不誠実なんじゃないかと思いました。
自分の気持ちの殻を破って、勇気を出して
「平気じゃないよ」って、伝えてみようと思います。