メモ帳に書き残したくなった言葉
私は滅多に本を読みません。
読むのはファッション雑誌か、レシピ本です。
うちは子供が読書家です。
その為、一緒に本屋さんへ足を運ぶことがとても多いです。
先日、一緒に本屋さんへ出掛け、
本棚を見ていると、興味深い本に出逢いました。
それは、小説家を目指す方達が通うお教室の先生が書いた本でした。
そこには、下手でもいいから、書き続けてください。
と、書かれてありました。
10年間教室に通い続け、文章の書き方を習い、
そしてずっとずっと書いてきた生徒さんの中には数名の方が本を出版されたと書いてありました。
その人達に共通していたことって、何だと思いますか?
書くことをやめずに、書き続けたこと。
情熱とやる気を持って、書いてきたこと。
私が最後に感動したこと、
それは、
「諦めなかった」こと。
すごいなぁと思って、泣きそうになりました。
私は諦めずにやり続けることって、なかなか出来ない事だと思っている人間です。
本当に凄いことだと思っています。
そんな人達が、夢を叶えられたのだとしたら、
心の底から拍手を送りたいです。
書くとは孤独な作業だと思っています。
諦めたくなったり、やめたくなる時だってやってくると思うんです。
でも、そこを踏ん張って諦めずにやり続けた人だけが、
光を見ることが出来るのかもしれないと思いました。
文章の中に、
小説は内面のノンフィクション
あなたにしか書けない小説が必ずある
と書かれていて、私のメモ帳に書き残しておきたいなと思いました。
それから、筆者の先生によると、
いい小説とは、
「いろいろな顔を持った作品」だそうです。
こんなふうにも読める、あんなふうにも読めるというふうに、読む人によって、また読む時期によって違った読み方ができるのが、いい作品だと思うのです。
と書かれてありました。
私は長編小説が苦手なので、
小説家向きではないと思っています。
得意なのは、エッセイです。
文中に、あなたにしか書けない小説が必ずある
という言葉を見つけてから、ずっと頭の中に言葉が残っています。
勝手に、置き換えました。
あなたにしか書けないエッセイが必ずある。
私が目指すのは唯一無二のエッセイです。
早速、帰ってきてから、メモ帳へ心に残った言葉たちを書き留めました。
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