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線香のけむりには

こんな話しを聞きました。
お線香の煙は亡くなった人の欲しいものに変化すると。

えっ、どういうこと?

人は亡くなった人を想い、お線香を立てます。
その立ててもらったお線香の煙は、
亡くなった人の欲しいものに変化するそうです。

例えば、お仏壇に上がっているお茶碗によそられたご飯。
けれど、お箸がない。
お箸が欲しい(故人の声)
そんな時は、お線香の煙が欲しいお箸に変化するそうです。

亡くなってから、お線香をあげてもらえないのは悲しいなと思います。
やっぱり、お線香を立ててもらえるのは、
その人がいい人であったから。
けれど、生前、人に対して、いい人で無かったとしたら、お線香は上がらないのかもしれません。
逆に生前、人に対して良い人で、亡くなったあとも慕われる人であったならば、
その人を想い、お線香を立ててくれる人はずっとい続けるのだろうなと思います。

お線香が上がれば、故人の欲しいものに煙が変わることが出来る。
お線香の上がらないその後はただただ悲しく、虚しい。

だから、お線香を立ててもらえるような人生を送れたらいいなと思います。

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