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人と比べるのをやめると、家づくりは楽しくなる。
こんにちは。
毎日推し建築家の設計した住まいを紹介している、一級建築士のこじこじです。
マンションリノベ。
— cojicoji@毎日建築家の住まい紹介 (@cojicoji13) November 12, 2024
造作テーブルのこの収納アイデア、好き。
理想は膨らみ続ける
推し建築家さんの素敵な作例を紹介し続けている私がいうのもなんなのですが・・・
ネット上に溢れる素敵な住まいの写真を眺めていると、どうしても自分の家づくりと比べてしまいますよね。
たとえば、土地選び。
「こんなにいい景色が見えたら・・・」
「こんなに広い土地だったら・・・」
「こんなに緑豊かだったら・・・」
理想の土地を探すための判断材料探しとしてならまだしも、土地が決まったあとでもずっと物件情報を眺めて、「それに比べてウチは・・・」とネガティブになってしまうこと、あります。
でもよくよく考えてみてください。
その土地は、高台にあって坂道の上り下りが大変かもしれません。
その土地は、広すぎて毎年の草むしりがしんどいかもしれません。
その土地は、虫の多さに悩まされるかもしれません。
どんな土地にもメリットとデメリットがあります。
というか、そもそもメリット・デメリットは受け手の捉え方次第でメリットでもデメリットでもなくなるような、曖昧なものだと思っています。
あなたがデメリットと感じていることは、「あの土地と比べて」「あの家と比べて」という枕詞が付いていませんか?
あなたが羨むあの土地やあの家の持ち主だって、きっと他の人と比べていたor比べることになるに違いありません。でも結果的には住めば都、理想の暮らしを手に入れるのです。
仕事や恋愛、なんでもそうだと思いますが、できるだけ早い段階で人と比べるのをやめる。それが家づくりを楽しむコツだと思っています。
「人と比べる」をやめて、「自分自身を比べる」をする。
家づくりは決断の連続なのですが、そのときにするべきことは「自分Aと自分Bを比べる」です。
人と自分を比べても、「やっぱりあぁしとけばよかった」とずるずる引きずるに違いありません。人と自分を比べるのではなく、自分と自分を比べる。その上で決断したことは、きっと納得感のあるものでしょう。
今日は一例として、世間一般でいわれるような「理想の土地」ではない、いわゆる「狭小地」でも豊かな暮らしを実現している建築家さんの作例を紹介したいと思います。
私の推し建築家が手掛けた狭小地の住まい
今回紹介するのは、こちらです。
私の最推しの建築家さんのうちのお1人です。
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