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♯1移住して思う地方創生の姿No.0

はじめまして。「いそいそ」と申します。
新聞記者を辞め、現在、北海道のスポーツクラブで働いております。
平日毎朝投稿の3日目、いよいよ記事を書き始めます。
入社式や研修を済まし、いよいよ働き始める新卒のような感覚です。

さて何を書いたものか、、、
と言っても、テーマは決めていました。
「地方創生」です。

地方創生は個人の結果によって生じる

どうか離脱しないで、最後までお付き合いください。
小難しい政治の話ではありません。(いずれ、そんな話もしたいですが・・・)

転職を機に人口10万人以上が住む地方都市から、人口7000人強の田舎に移住しました。

そんな中で感じたのは、「地方創生って個人の行いの結果なのかもしれない」でした。

地方創生ってなに?

人口減少、少子高齢化が進む中で、都市部への一極集中を是正し、それぞれの地方で住み良い環境をつくりましょうという政策全般を指します。

そのため各自治体はまち・ひと・しごとの3分野についての総合戦略を策定しているのです。意外とこれ、面白いですよ。

要するに、衣食住を整えて、こんなに魅力的な町にするぞーという計画ですね。
その中には、子育て支援だったり、起業支援だったり、農業支援だったり、色々盛り込んで、都市部の人に移住してもらおうというわけです。


移住者は案外、遠くを見てる

近所のコンビニは21時で閉店しますし、大型チェーンのスーパーマーケットはありません。
幸い、車で30分の隣町にはあるので、毎週末、1週間分の食材を買い溜めています。

それはそれとして地方創生です。少子高齢化、人口減少、数十年後には北海道にある市町村の半分は消滅するなんて話も耳にしました。

一方、各地方では生き残りをかけてあの手この手で魅力を打ち出し、人を呼び込もうとしています。
仕事柄、お役所には縁がありますが、地方に行くほどしたたかでアクティブなお役人が多いと感じております。

それは私が住む町も例外ではありません。
起業、教育などに力を入れることで、実際に数十人はそれによって移住を決め、根付き、町のキーマンになっていたりします。

でも、そうやってその土地に住民票を移したとて、その土地のために経済や文化活動を回す人ってどれくらいいるんだろうと思います。
目線は札幌や東京などの都市に向いていたり。
でも、それが結果として町の発展につながっていくのではないか。

個人のプレイヤーが町のステータスや支給品を吟味し、それらを使って各分野のバトルロワイヤルに挑んでいく。
その結果、注目が集まり、人とお金を呼び、文化が育まれ、人口が減っても豊かに生きていく水が流れてくる。

田舎も都会も一緒に豊かになりたい創生

シャッター街に新しい店をオープンすることも大事な町おこしですが、そもそも人口が少なくなるのは避けらないところに、どれだけ経済を回せるか。
移住をしてもらい、住民基本台帳上の数字を増やすのが大事なのか。それはパイの奪い合いなのではないだろうか。

こうやって自分自身が実際に移住して、ある意味、スポーツクラブのスタートアップに関わっていると、例えばよその町から子どもを勧誘するとかではないんだろうな〜と思います。
今ある環境をフル回転して、周辺のクラブともゆる〜く連携をとり、外の人が交流に訪れてくれるような魅力ある活動をすることが大事。

もう少し、外を見て、大きな経済活動や文化活動を展開したいものです。
田舎も都会も一緒に豊かになりたいねっていう地方創生に貢献できればな〜と思う次第です。

それでは今朝はこの辺で!!






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