他者肯定感のうまみ
このタイトルで投稿する予定ではなかったのですが、ある出来事とそれについて私の感情がつい高ぶってしまったので皆さんに共有します。
まず何が起こったかというと、私は昨年度まで化学系の研究室に所属しており、そこで卒業研究というものに着手しておりました。
着手し始めて3か月くらい経つと、卒研生の大変さ、そしてこの研究室自体のしんどさを身をもって感じ始めました。
「日本はアメリカ等と比べて卒業が簡単と言われているけど、日本に住んでてそんなん感じるわけないよなぁ」と思っていましたし、今もそう思います。
私はこの研究室所属期間に様々な出来事が起こったり、死ぬほど教授を怒らせて、雰囲気をぶち壊してしまったこともあります。(笑)
本当にしんどかったですね。うまくいかなくてどんだけやっても本当に報われる気がしませんでした。
そしてつい先日のこと、教授から一本の連絡が入りました。
詳しくは伏せますが、私が携わった研究を基に書いてくださった、世の中に送り出す予定の論文が、厳しい審査を終え、遂に本当に世の中に出るようになる一歩手前の準備段階であることを示すようなものでした。
正直、今の生活が充実してきているため、すっかりそのことを忘れていました。一瞬、ん?とはなりましたが、現実を理解した瞬間、
様々な思いがこみ上げてきて、久しぶりに大きく泣いてしまいました。
もちろん、努力が報われて単純に嬉しかったのもありますが、その背景には色々な他者から認められた とういう事実があります。
私は最近、自分で自分褒めれるし、あまり他者からの評価を大きく気にして過ごしていませんでした。
しかし、他者から認められたという他者肯定感というものに心が震えました。そこで私は一つの考えにたどり着きました、それは
「自己肯定感=日常、他者肯定感=非日常」
というものです。簡単にいうと、毎日普通に楽しく暮らすのもいいけど、必須ではないけどたまに遊園地なんかに行ったら+αで楽しいよねってことです!