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自分だけのストーリー


みなさんこんにちは!Ruiです🌏

4/17の大阪講演に向けて、毎日note更新中🗒️✨



最近は講演に向けて、
「普段人前で話すことなんてないし緊張するな」
と毎日思いながら過ごしています(笑)


でも、振り返ってみると
意外とあったなと思い出しました。


今はだいぶ控えめで
人前に出ることもなくなりましたが、
学生の頃はかなり積極的。

クラスでは誰よりも早く発表したり、
人前で発表する機会があれば
自分から手を挙げていました。

これまでには、きちんと原稿を作って
話す練習をしてから臨んだ経験もあります。


大きくは2回です。

1回目は中学生の時。
地元のスピーチ大会があって、
そこにクラスの何人かが登壇するというもの。

経緯は定かではないですが、自分から立候補した気がします。

転勤族の家庭で育った私は
4つの小学校に通いました。

4つ目の小学校に入ったのは小学5年生の頃。

田舎だったためクラスも一つしかなく、
同級生の子達はみんな仲が良かったです。

そのまま中学に上がり、
卒業までみんなとみんな同じところに通いました。

中学では、
小学校から仲良くしていた子達と一緒に
ソフトテニス部に入ります。

友達と練習をする日々は、
とても楽しかったです。

ですが、ある時を境に
みんなからいじめを受けました。

私のことは全員無視。
まるで存在していないかのように扱われ、
冷たい視線を浴びながら生活する毎日。

ついこの前までは仲良くしていたのに、
思い当たる節がなく
「なぜこうなってしまったのか」を
必死に考えました。

友達のことは大好きだったため
その状態が続くことが辛くて、
現状を変えるために工夫を凝らします。

そして、考え抜いて思いついたのは

みんなの良いところ探しをする

ということでした。

なんでそうなったのか分からないし、
嫌なことをしたつもりもない。

無視され続けるのはきついし、
そんな態度を取られたことは嫌だけど、
またみんなと仲良く過ごしたい。。。

そんな思いで、
「みんなの良いところノート」を
常に持ち歩いては
気づいたことをメモしていきました。

しばらく続けていると、
一人20個くらいは良いところが貯まってきました。
その頃には自分の見方が変わり、
友達の態度も変わっていきました。

そして、気づけばこれまで通り
仲良く遊んだりするようになったんです。

いろいろありましたが、
そんな「大好きな友達」のことを
当時は話しました。




2回目は大学生の文化祭にて。

世界的に有名なスピーチ「TED」をイメージした企画で、
生徒や保護者を集めて発表する機会がありました。

そこで話したのは、
英検準1級を7回連続受験して全部不合格だったこと。
そして8回目の受験でやっと合格した、という経験です。

「諦めなければできるようになる」
というメッセージを伝えた気がします。

当時の企画では
自分の話す時間が決まっていて、
「準備なしではできない」
と思っていたため、事前にできることは全てやりました。

原稿を作って、
何度も声に出して練習をしては、
また原稿を修正して、
音声を録音して違和感がないか確認する。

自分が納得いくまでそれを繰り返しました。

練習をしながら、
悔しかった自分の経験を話す時は
思い出して涙が出そうになっていましたね(笑)

この話はまたどこかでできたらと思います。



2回のスピーチから、気づいたことがあります。

それは

何かを乗り越えた経験を話している

ということです。

1回目は「いじめを乗り越えたこと」
2回目は「不合格の連続を乗り越えて合格したこと」


全ていいことばかりだと、正直つまらないですよね。

映画やドラマだって、
良いことばかりでみんながずっと幸せだと
正直面白くないと思います。

悪者が出てきたり、予期せぬ事件が起こったり
どうなるのか分からなくて、
見ていてドキドキハラハラするけど、
それを乗り越えるから面白いんだと思います。



もう一つは、

その時の自分にしか語れないことがある

ということ。


例えば今、

「中学のいじめの経験を話して」

と言われても、自分にとっては過去の話。

当時の気持ちを思い出すことはできますが、
同じように話すことはなかなか難しいです。

英検についても、
その時は必死になっていたけど、
今では思い出。

同じように話すことは、やっぱり難しい。

人間って生きている限り、いろんなことがあります。
時間が経てば歳もとるし、いろんな人に出会って
いろんな経験もする。

そんな中で「同じ状態」ってないと思うんです。

昨日と今日でも違うし、今日と明日も全く別物。

10年前の自分も、世界も
10年後の自分も、周りの環境も、
きっと全く違う。

そう思ったら、

「今」
「自分にしか」

話せないことって誰しもが持っていると思うんです。


大人になって、たくさんの経営者の方と出会ってきました。
彼らは大きなビジョンを掲げて、
そこに向けて日々使命感を持って生きている。

そんな方々の話を聞いていると、もう凄すぎて。。

自分に話せることなんてない。
「何者か」にならないと、人前で話せない。

って思っていました。
思い込んでいました。

でも、そんなことはない。

だって、中学生の頃の私なんて
何者でもない。

大学生の頃だってそう。

今もそう。

だとしたら、今の自分にしか伝えられないことを
一生懸命届けたいなと。

聞いてくださる方にとって
少しでも勇気になったり、
何か気づきがあれば良いなと、
そんなことを考えながら、
4月の講演に向けて準備を進めていきたいと思います!



ということで、本日も最後まで読んで下さりありがとうございました!✨

ではまた~!



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