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VICTORY CLUB 「覚悟」
先日は、オーダーメイドスーツの会社Re.museの代表、
勝友美さんのVICTORY CLUB に参加してきました!
VICTORY CLUBは毎年年末に東京と大阪で開催される、
VICTORY SUIT を購入した方のみが参加される会です。
毎年テーマがあるのですが、
今年は
「覚悟」
勝さんは今年リリースした化粧品事業の例を元に、
覚悟についてお話しされていました。
勝さんが化粧品業界に参入することになったのは、
とある化粧品がきっかけ。
元々勝さんは元々ニキビと乾燥がひどく、
自分の肌には自信が持てなかった。
どれだけスキンケアを頑張っても、どうにも良くならないと思っていた。
スキンケアには特にこだわりもなく、
お金がないときはマツキヨで購入できるプチプラ商品を使い、
お金に余裕ができてからは
みんなが「いい」と言っているデパ地下の化粧品を使っていた。
また、お客様から化粧品の差し入れを頂くことも多く、
そちらも使うようにしていたそう。
とにかく、美容には全然興味がなかった。
お客様から頂く化粧品は
どれもキラキラとした見た目で、
まるで「私を使って!」と言ってきているようだった。
そんな中、
とある化粧品会社の社長さんより、
美容液を頂いたそう。
その美容液はまだ商品化されておらず、
全くキラキラしていない、
普通のプラスチックのプラスチック容器に入っていた。
他の化粧品のように「私を使って!」というアピールは
もちろんしていない。
それでも、勝さんはその美容液が気になって手に取った。
使ってみると、衝撃を受けたという。
勝さん自身、元々自分の肌に自信がなくて
「どうにも良くならない」と思っていたけど、
この美容液との出会いが、
「自分も自分の肌に自信が持てる気がする」と
思わせてくれた。
その時から、勝さんは毎日、
出張や海外に行く時もその美容液と一緒だった。
まるでお守りのように。
海外に行くと、
これまでは乾燥や環境の変化で肌がボロボロになっていたが、
この美容液を使うことで、海外に行っても
肌の状態は保たれて、むしろもっと良くなっていた。
こんなこと、これまでではあり得なかった。
この美容液を、これからも一生使い続けたいと思ったそう。
しかし、勝さんが使っている美容液は
商品化されていないもの。
しかも本当にいいものを使っているから
✔️大量生産できない
✔️安定した流通を確保できない
という理由で、美容液を作っている会社の社長さんも
商品化は諦めていた。
でも勝さんは、頂いた美容液がもう最後と分かったときに、
美容液に出会えたことでやっと自分の肌に自信が持てると思ったのに、
それがもう使えなくなるのは嫌だ、と強く思った。
これまでアパレル業界で20年駆け抜けてきて、
それ以外のことには興味がなかった勝さん。
これまで勝さんは、
ビクトリースーツを通して「自信」を届けることを
仕事としてきた。
今度は形が変わったとしても、
化粧品を通して美しくなってもらい
「自信」を届けたい。
という想いで、今回の化粧品業界へ参入する
「覚悟」を決めたそう。
その覚悟を決めるまでに、もちろんさまざまな葛藤もあった。
周りから、
「ブレた」とか、「お金儲けに走った」とか思われたくないと。
でも、
そもそも人生に意味なんてないし、
意味は自分でつければいい。
自分で選んだ道を、正解にすればいい。
そう思って覚悟を決めた瞬間、
何も恐れずに進んでいけたという。
「覚悟」というのは、まず決めること。
決めることで道が開けて、やるべきことが明確になり、
進んでいくことができるんだなと。
勝さんのお話を聞いて感じました。
と同時に、自分はまだまだ迷うことの方が多く、
なかなか覚悟を決められていなくて
ほんとに情けないなと感じました。
決めないことには何も始まらないし、
逃げ道を探しているようでは
結果は出ない。
まずは覚悟を決めて、
前だけを見て進んでいこうと、
感じさせていただきました。
貴重な機会をありがとうございました!
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