【フランス赴任】アポスティーユの取得と戸籍謄本の法定翻訳

アポスティーユとは

アポスティーユとは、日本の官公署、自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。
外国での各種手続き(婚姻・離婚・出生,査証取得,会社設立,不動産購入など)のために日本の公文書を提出する必要が生じ、その提出先機関から、外務省の証明を取得するよう求められた場合、また日本にある提出先国の大使館・(総)領事館の領事による認証(=領事認証)取得に際して要求された場合に必要になります。よって,外国の提出機関あるいは駐日大使館・(総)領事館が求めている場合のみ申請をします(外務省ホームページより)

アポスティーユの取得

  1. アポスティーユを取りたい公文書を用意します。

  2. 外務省ホームページより申請書をダウンロード、プリントし記入します。

  3. 公文書と申請書と返信用封筒(追跡機能付きのもの、例:レターパックライト)を同封し、外務省に郵送します。

  4. 約1週間で返送されてきます。

戸籍謄本の法定翻訳とは

フランス大使館に申請する日本語の書類は、英語、またはフランス語に翻訳する必要があります。
そこで必要となるのが法定翻訳。
自分で翻訳すると公正性が不確かなため、第三者翻訳機関に委託します。

アポスティーユを取得してから法定翻訳の順なので注意!!

日本の戸籍謄本取得

  1. 本籍の役所に直接申請
    本籍の役所に行って、直接申請をします。即日発行です。

  2. 本籍の役所に郵送申請
    本籍の役所に郵送で申請書を送ります。返信用封筒を同封します。日数がかかります。

  3. マイナンバーカードでコンビニで取得
    マイナンバーカードでコンビニでまず登録をします。
    役所がその申請を受け取ってから、即日〜数日登録に時間がかかります。
    直接役所に電話して、即日発行したい旨を伝えたところすぐに登録をしてくれました。その際に発行された申請番号を伝える必要があるのでコピーまたは控えておきます。
    登録完了後、戸籍謄本をコンビニのマルチコピー機で取得できるようになります。

法定翻訳会社の選定

日本にあるフランス大使館のサイトに掲載されている法定翻訳会社のリストから選定する。

↓翻訳者/通訳者リスト↓
https://jp.ambafrance.org/IMG/pdf/liste_de_notoriete_des_traducteurs_oct_2023-2.pdf?23483/c4b8827b0c65efc11b9887f1d9f9b5bfddac523c

法定翻訳会社への依頼

私が利用した会社は、戸籍謄本(アポスティーユ取得済み)のデータをメールで送り、翻訳してもらったものを受け取りに行く際に原本を持って行きホチキス留めをしてもらいました。
他の会社は、原本を送り、10日ほどで返送してくれるところもありました。
費用と日数の兼ね合いで選べばいいかなと思います。

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