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忘れんぼの自分のための感情備忘録(これを、「はじめてのnote」と人は言う)

 当たり前といわれればそれまでなのだが、自分の感じることと、他人の感じることは同じとは限らないんだと思うことが多々ある。
 例えば、夜にトンネルを通って「トンネル通ると、なんか他の世界に行っちゃう感じがするよね」と言うと、「なにそれ意味が分からない」と言われてショックを受ける感じ。私はできるだけ自分の中に生まれた(抽象的な)感覚を大事にしたいと思っている。綺麗な空を見たら変にちょけずに「綺麗だな」「これを見れて良かったな」という感情を素直に受け入れたい。
 ここでちょけたり、「こんな風景ごまんとあるよ」とか「別に感動しない」と否定されるのが嫌なのでこういった感情は自分の中に閉じ込めておくことが多いが、そうすると誰にも共感さないまま、いつしか自分も忘れている。なんだかそれが勿体ないような気がするので、自分の中の大事にしたい感覚を残しておこうと思う。

それとは別に、よく他人から言われるのが「よくそんなしょうもないこと考えるね」である。他人からしたら興味がない(らしい)ことが気になってしまい、しばらくの間考えて、答えが出なくて、気が付いたら忘れている。
忘れていることは覚えているので、自分の中の何か大事な部分がごそっと抜け落ちたような気分だけが残り、いささか気持ちが悪い。
これもここに残しておきたいと思う。忘れなければ。


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