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54歳 奈良マラソンを走る

昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。

12月8日(日)奈良マラソン、走ってきました。フルマラソンは9回目。

これまでの完走メダル
去年の奈良マラソンはメダルがなかった…

おばchannelは3週間前、とあることで腰を痛め、2週間安静のコルセット生活。当然大会当日もコルセットをつけての参加に「なんでそこまでして走る……」と娘。

ほんまそうよな。

でも、12500円(参加費)振り込んでるし…。
じゃ、なんで12500円も払って42.195キロも走るんよ。
自問してみる。
「お金もらってもいややわ。」と私の母などはいつも言うし、実際そういう人のほうが多いだろう。

楽しいからか?
いや、決して楽しくない。
スタート前こそ花火があがり、12000人が一斉に走り出し、
「オー、これぞ非日常ーー」と高揚感はあるものの、10キロも過ぎれば集団もばらけだし、ただただ苦しいだけである。

じゃ、なぜ申し込むのか…?
まあ、強いて言えば、体力の現状維持。
12500円を払うことで自分を追い込み、運動せざるを得ない状況を作りだす。そうして、運動することで体力がつき、医者いらずになるのであれば、12500円なんで、安いものよ!!ってところですかね。
というわけで、今年もなんとか4時間39分でゴール!!
ベストには程遠いが、コルセットランナーとしては上出来よ!!

ゴール後完走タオルとメダルをかけてもらう。

 今年はデザインも素敵

やった~。今年も走りきった〜。
という充実感が湧き上がってくる。
高山製菓のおかきとあったかいお茶のサービスがUSJ並の行列…。棒になった足にはこたえる…。

何も、こんなにしてまでたかだかお茶をもらわなくても…と思ったが、頂いたお茶とおかきのおいしかったこと。

完走後に食べるものは、気持ちが満たされているからか、何を食べても、とびきり美味しく感じられる。

そして、なんやかんや言っても42.195キロを走りきった自分を頑張ったねと、褒めて、今年も無事に元気で過ごせたことに感謝する……というのがここ数年の年末の風物詩となってしまっている。
だから、なんとなく、走らないと気持ちが悪いのだ。

まあ、走る理由はこんなところか。

50歳を過ぎて、マラソンを走るには、それなりの理由がありそうだが、たいした理由はない。どちらかといえば、マラソンが日常に入り込んできているんじゃないか?と考えるおばchannelであった。




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