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休日のフードコートで起きた悲劇

日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。

休日のフードコート
男の子二人(多分小学校低学年と園児)と母親が待つテーブルに、 
マックのポテトと飲み物 ハンバーガーを運んできたお父さん。
テーブルに着く直前で飲み物の一つが床に落ちてしまった。
たちまち床に広がる紫色の液体。
ああ!!
側にいたおばChannelは思わず声を上げそうになった。

しかし、その時のテーブルで待つ母親は声一つ出さなかった。
そして、その表情が

無………

表情一つ動かず、一言も発しない。
お父さんは取り敢えずテーブル用の布巾で  床をふきはじめた。

いやぁ お父さん それではらちあかんで…と思うおばChannel。
その時の母親の表情も

無……………

そうして お父さんのしていることを黙って見ている…。
言いたいことは 色々あるんだろうが、それを言葉にするのも厭うぐらい疲れている様子。

案の定らちのあかないお父さんをみて
ようやく母親は立ち上がると去っていった。
…と思ったら清掃スタッフの方を連れてきた。
たちまちきれいになる床。
周囲の方にジュースがかからなかったかと聞きながら謝る母親。
そして立ち去るスタッフ。
また、無になる母。

わかる。
疲れすぎると無…になる。
ネガティブな言葉を発したくない気持ち…。
子ども2人を連れての買い物は大変だ。
無になりたいときもあろう…。

これから始まる夏休みのことも思うと「子どもは次期に大きくなるよ、頑張れ。」と心のなかでエールを送らずにはいられないおばChannelであった。

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