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このストーブが最高!
昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。
三連休前の大雪。途端に出るのが億劫になり、三連休は、家でゆっくりしとこう…と思っている。
なんせ家には最高のストーブがあるのだから。
それがこれ。
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何が最高って、やはり昔ながらで上で煮炊きができるのがいい。
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煮しめもこのストーブの上でした。
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「暖をとる」という本来の目的を果たしながら、「湯を沸かす」や「調理する」が同時進行でできるところにお得感を感じる。
となってくると、ストーブをつけると同時に、何かを上に乗せなければ気がすまないのが主婦である。
まず夜寝る前に、出汁と具を入れた鍋を乗せておく。
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朝起きて、ストーブをつけると同時に、味噌汁やスープの調理が始まるという段取りだ。
リビングで炊いているので、様子を見ながら、着替えや朝の準備ができるのもいい。
具に火が通ったところで、やかんとチェンジ。朝食のお茶のためのお湯を沸かす。
仕事から帰ってきてストーブをつけるときも、やかんを乗せておく。
我が家にはポットがないので、冬場はこのストーブがポット代わりである。
加湿されるのもいい。エアコンと違って乾燥しらずだ。
干し芋や、スルメをあぶったり、餅をやいたりと、ストーブのそばで口福を味わうことができる。
夕食が終わったら、たらいを乗せ、湯たんぽ用のお湯を沸かす。
とにかく、暖房器具以外で、大活躍なのである。
そういえば、少し前まで小学校や、中学校のストーブは、煙突のついたものではなかったか?
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常にたらいが乗っていて、四時間目には、給食の牛乳が、温められていた。
ホットミルクになった牛乳は、ほんのり甘くておいしかった。
(コロナで、牛乳瓶がほとんど紙パックになったらしく、もう温めることはできないようだが)
そして、たらいのお湯は、掃除時間にはバケツに移され、雑巾がけに使われたものだ。お湯なら、雑巾も苦にならなかった…。
まあ、誰かが何かを燃やそうとして、先生に怒られたり、誰かが火傷したりと、いいことばかりではなかったんだろうけど、休み時間ごとにストーブの周りに集まってのおしゃべりは、エアコンではできないことよなぁと、ひとり過去を懐かしみながらも、いつかは薪ストーブ…と夢を膨らませるおばchannelであった。